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コラム・住職の方丈記33 ~ ハロウィンとお盆 2023.10.29
10月31日はハロウィンですね。
カボチャのオバケや、悪魔とか魔女の仮装など、以前から、ちょっとおどろおどろしい雰囲気のイベントだなぁ、と思っていたのですが…👻
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日本では仮装イベントのような印象があるハロウィンですが、調べてみると、もとはキリスト教の万聖節と古代ケルトのサウィン祭が起源。
このサウィン祭は夏の収穫を祝う祭りですが、古代ケルトでは冬の始まりである11月1日を新年としていたので、前日の10月31日はサウィンの前夜祭でもあり大晦日でもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1698744358378-bhJ3cMG5XE.jpg?width=800)
ハロウィンセットをいただきました
そしてこの日は、あの世とのこの世がつながり、死者の魂が帰って来ると考えられていました。
古代ケルトの人たちもご先祖様をお迎えしたのですね。
ところが、あの世からは死者の魂だけでなく悪い妖精や悪魔・魔女などもやってきて悪さをするため、狙われないよう悪霊や魔女の格好をして仲間だと見せかけたのが仮装の始まり、なのだそうです。
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表は魔女で…
![](https://assets.st-note.com/img/1698744468956-HOje2Sarq2.jpg)
アメリカ🇺🇸では、このバッグにお菓子を入れて、子供たちにプレゼントするのかな…
死者の霊があの世から帰って来るというのは、なんだか日本のお盆みたいですね。
ということは…もしも、日本人がケルトの人たちと同じような発想をしていたとしたら、お盆にはお化けの格好をしてお墓参りに行っていたかもしれません。
といっても日本のお化けは、ろくろっ首とかお岩さんですが。
そんな光景を想像すると、ゲゲゲの墓参りというか、肝試し。
ちなみに、ハロウィンにはジャック・オー・ランタン(カボチャのオバケ)というランプがありますが、これはジャックという意地悪な男が悪魔を騙したので、寿命が尽きた後、天国にも地獄にも行けず、ランタンをもってさまよい続けている、というアイルランドの民話が元になったもの。
日本でもお盆には提灯(ちょうちん)を提げてお墓参りに行きますが(提灯お化けというのもありますし)、このようなイベントにはどうやら手提げ火は必須なのか…な?
追記:
Hさんがハロウィンの写真を送ってくれました。
雰囲気出てますね😊 ありがとうございます。
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Hさん:
我が家のハロウィンです🎃
グースの卵で作りました、電気💡つきます。
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