コラム・住職の方丈記18 ～ 大本山總持寺 遠い日の思い出　2023.3.18

今日から春のお彼岸です。
 
安曇野では昨夜から降りはじめた雨が雪になりましたが、雪片は大きく積もる気配もありません、春の雪ですね。
 
そして…３月は卒業の季節。
 
わたしも大学卒業後、本山（横浜の總持寺）に修行に行ったので、この時期になると当時のことを思い出します。
 
早朝に安曇野のうちを出て本山に向かいましたが、あの日はうっすら雪が積もっていました。
 
本山近くのJR蒲田駅（京浜東北線）まで弟にクルマで送ってもらい、一緒に昼食を食べ、その後は一人電車に乗って最寄りの鶴見駅へ。

駅からは歩いて総持寺まで向かいました。
 
不安と心細さと、もう後には引けないという覚悟（と諦め）の心境で、本山の門をくぐったことも、今となっては遠い日の思い出です。
 
曹洞宗の本山といえば、福井の永平寺、そしてわたしが修行していた横浜の總持寺（そうじじ）。
 
石原裕次郎さんのお墓があるお寺、といえばピンとくる方も…⁈
 
もとは能登にあった總持寺ですが、明治44年に今の横浜に移転しました。
 
参拝したことがある方もない方も、總持寺紹介の動画はこちら。
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