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「幸せ」とは

ここ2、3日色々思い悩む中で、幸せとは何か気になったので、簡単に調べ、自分のメモ用にまとめてみた。
ここでのメモは自分なりの整理なので、エビデンスに基づくものではない。

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1. 幸せとは**

幸せ/幸福とは、人間の心理的な状態のこと。同じ環境、出来事を受けても、それをどのくらい幸福に思うかは、人それぞれである様に、個人個人の尺度で測られる。過去研究では、年収が高い方が母集団の中では幸福度が低い人より〇〇%幸せという見方もあるが、年収というのも要素の一つでしかなく、またあくまで集団としての結果であり、個人の生き方にまで還元できるとは言えない。

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2.幸せを構成する要素**

幸せの構成要素
①遺伝: 50%
(成功による幸福度の上がり方や挫折による幸福感の低下が生まれながらに決まっている)
②生活環境: 10%
(健康、収入、結婚、容姿などの状態)
③考え方/行動: 40%
(ポジティブシンキングや日々の生活習慣)
出典:友原章典『実践幸福学』2020年1月31日 NHK出版 (電子版 2266項)

書籍の引用だが、幸せは遺伝、生活環境、考え方/行動の3要素から成り立つと言えるらしい。ここで生活環境は、現在の健康状況、収入とされている(③の行動の結果)ので、私たちができるのは、日々の考え方/行動を変えることのみである。

3.何をすべきか**

幸せを追求するために個人が何をすべきかということだが、前述した様に幸せが個々人の心理的状態である以上、一人一人取るべきアプローチは厳密には違う様に思う。

ただ、一般的にはこういうことをすべきという処方箋は存在し、参考にした書籍(*)では、以下等があげられていた。
・定期的な運動
・自然との触れ合い
・身近な人との良好な人間関係
・マインドフルネス瞑想
・目標に向かって前向きに努力する

これらを取り入れつつ、自分なりの安定した生活習慣を作って行くことが大切であると感じる。

定期的な運動も良好な人間関係も大切なのはわかっているが、実践できないというのが常々の悩みではないだろうか。かくいう自分も、自己実現のためにいろいろ計画するが計画倒れになることが大半である。

そこで現在対策として考えているのが、「朝活」の導入だ。色々やりたいことはあるが、日常の業務に追われて1日が終わるというのが常なので、まずは余裕のある時間を確保するというところから始めてみる。あれもこれもやりたいと思うことあるだろうが、まずは実行できる環境(時間)を作るという第一ステップから始めてはいかがだろうか。

参考文献:
・友原章典『実践幸福学』2020年1月31日 NHK出版
経済学の視点から、幸福について論文をベースにまとめられていて参考になった。学術的すぎず読みやすいので、おすすめである。


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