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【Tableau DATA Saberへの道⑥】データの利用環境について


現在、私はTableau DATA Saberを目指し、Tableauというツールやデータの取り扱いについて勉強しています。

その中で、特に勉強になったよ、ここがSaberを目指すテストの中で理解が難しかったよ、ということをこちらのnoteに記載していきます。

今回のお話は「データ利用の環境」のことについてです。

※こちらはTableauの大師匠であるKT Channelの下記コンテンツを参考にしています。

DATA Saber Boot Camp Week3 "Platform 102: Data Platform - Future~すべての人が安心して生きられる大地を目指して"

『データドリブンの極意 〜Tableauブートキャンプで学ぶデータを「読む」「語る」力』
Master KT (著)

▼データを利用できる環境について


データを活用していくためにビジュアライゼーションやストーリーテリングなどが重要になるという記事を過去に記載していました。

データを活用していくためには個人のスキルを上げていくことも必要ですが、それらを利用できるメンバーを増やし、組織の中で環境を整えていくことも必要です。

▼分析したアウトプットを他人に利用してもらう


よくあることですが、Tableauで分析したアウトプットをPPTやPDFで送付するということがあると思います。
受け取った方は有益な情報が得られたと納得頂くこともあるかもしれませんが、そこから思考のフローに乗って、さらに考えを深掘りするということができません。

またアウトプットとして切り取られたデータは受け取った方は元データにアクセスできず、最新の情報を確認することができません。

ストーリーテリングやビジュアライゼーションでインパクトの強い情報を伝えることができるようになりますが、データが間違っていたり古かったりするとミスリードにつながるかもしれません。

それを解決するためには分析プラットフォームを利用するということが解決策になります。

▼分析プラットフォームのメリット


利用するユーザーが分析プラットフォームという共通する土台の中でデータを利用することができると、みんなが自由にデータをアクセスでき、自分たちで考えを巡らせることができるようになります。

▼分析プラットフォームに必要なこと


分析プラットフォームにとって重要なことは、下記の2つです。

・必要なデータが揃っている
・データが正しく安全が担保されている

情報が整理されていて、正しいということがデータを利用する際の大前提となります。

これ以外にも必要と考えられる要件があります。

この要件が押さえられていることに得られることは下記の通りです。

▼データ分析プラットフォームが利用できる世界のために


多くユーザーが利用できるプラットフォームがあり、頻繁に利用されることで、それまで専門性が高い知識を持っている人しかアクセスできていなかったものが、それぞれがそれぞれの課題解決に向けて思考することができるようになります。

そのためにはデータを活用する環境と文化をそれぞれの組織で広げる必要があります。

個人のナレッジやスキルを引き上げることに加えて、情報環境の整備やナレッジのシェアができる仕組みを築いてくことができれば、データドリブンの世界が広がっていきます。

Tableau Data Saberになることでその一助を担えればと嬉しい限りです。

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