見出し画像

それって本当に意味あるの?

今の会社に入って、前職よりより多くの「働き方」を見るようになった。その中で働く人間に2種類いると感じた。

それは”作業から入る人間”と”考えてから作業に入る人間”である。

この2種類には大きな差が生まれる。僕の周りには運良くも”考えてから作業に入る人間”がかなり多い。

”考えてから作業に入る人間”の働き方は何が違うのか?要素はかなり多くある。今回はその要素の1つを紹介する

”考えてから作業に入る人間”はいつも

「結局この仕事って何を成し遂げないといけないんだっけ?」

を考えているように思える。それはみんなやってるし、なんなら感覚でわかっている。しかし、”考えてから作業に入る人間”そこにかなりの時間をかけているように思える。そして大事なのは目的から逆算し作業に入っていることである。

前職では僕もよくパワポを作ったり、営業用のトークスクリプトを考えたり悪いと感じたものを良いと感じるように仕事をすることが多かった。別に全部が悪いわけではない。

しかし、みなさんも経験あるかと思われるが、結局使わなかったり、これで本当に成果上がるのか?と思って途中でやめた経験があるはずだ。

なぜか?

それは結局、本当に意味があるかを判断できていないためである。

どういうことか?

例えるのであれば10億円の資金を与えられた造船業者が沖縄から北海道に出来るだけ早く来いと命じられた。

あなたはどうするだろうか?

”作業から入る人間”はまず沖縄から北海道に渡るために船の道筋を考え、設計し、製造していくだろう。

では”考えてから作業に入る人間”はどうするだろうか?おそらく船は造らないだろう。多分スマホで那覇空港で北海道行きの便を予約し車で空港に向かう(笑)

少しひっかけ問題みたいになったが、でもこういうことである。”考えてから作業に入る人間”はまず成し遂げないことを考え、目的だけを最短で成し遂げる方法を考えただけの話だ。しかも、何億ものお金や、製造にかかる多くの時間を使った”作業から入る人間”と違って、たった3万円ほどのお金と数時間だけで。

要は何が言いたいかというと、作業から入るとどうしても船を造ることを目的にしがちになってしまう。あくまで船を造ることは手段であって、目的は北海道に行くことだ。

目的から考えれば自ずと船を造ることは作業の中に組み込まれないだろう。

だから今作業をしているのであれば、一旦立ち止まりそれって本当に意味あるんだっけ?と問いて欲しい。きっと意味のないことの方が多いから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?