"0"から作り"0"に戻す ShowNet無事終了
Interop Tokyo 2024 ShowNetのShowNet Team Member(STM)活動は無事に終了しました。
ShowNetの醍醐味である、"0"から作り"0"に戻すShowNet はSTMにとって価値のある経験となったようです。
5/31にSTMが幕張で構築を開始してから6/14のShowNet完全撤収までの流れを簡単に振り返りたいと思います。
STM始動
5/31から24名のSTMが幕張メッセ入りしました。この日、"0"の状態から作るShowNetが始まりました。慣れない環境でほぼ初対面の状態からチームでタスクをこなし、約1週間で事前構築期間を終えました。
デプロイ組の合流
6/8からは14名の新たなメンバーが加わり、全38名の新チームで展示会本番に向けたデプロイ、サービス提供準備を行いました。
展示会本番
6/12から一般来場者向けの展示会が始まり、6/14までの3日間、STMは出展社や来場者に向けたサービス提供や、NOCチームメンバーが行う「ShowNetウォーキングツアー」のサポートを行いました。 サービス提供中は、来場者からのお問い合わせ対応や、出展社からのトラブル報告を受けてトラブルシューティングを行ったり、お問い合わせがない時には、正常性確認を継続的に行いました。ShowNetの安定運用を維持継続するために必要なチェック項目をモニタリングチームからレクチャを受けたりと、NOCチームメンバーから多くの学びもあったと思います。 また、今年のShowNetウォーキングツアーでは、Local 5Gを利用した音声と映像の配信を行うことで、後方から見えづらい場所からでもリアルタイムのデジタル映像と高品質のサービスを提供しましたが、その運用サポートも行いました。
ShowNetの終了
6/14の17:00で展示会が終了し、ShowNetもシャットダウンされます。「ShowNetをシャットダウンします」という館内アナウンスと共に、STMは"0"に戻すという最後の仕事が待っています。
Interop Tokyo 2024 ShowNet Team Member活動終了
6/14の日付が変わる頃、全ての撤収作業が終わり、今年のSTM活動の全てが終了しました。最大で2週間という期間でしたが、参加したSTMは終わってみればあっという間だったと思います。
最後に
ShowNetは5年、10年先に必要となるネットワークの姿を示すことをビジョンに掲げ、数多くコントリビューションいただいた機器やサービスを組み合わせて作り上げています。STMにとっては最先端の技術や多くのメーカの機器に触れることができる貴重な場となります。また、サービス提供に必要な現場でもサポートを実践することや、トップエンジニアとの交流、STM内での仲間との出会いなど、技術的なこと以外でも多くの経験ができたと思います。"0"から作り"0"に戻すことができるフィールドは彼らの財産になることと思います。STMがこの経験を活かし、今後それぞれの世界で活躍することをNOCチーム一同願っています。
2024.6.18
Interop Tokyo 2024
ShowNet NOC Team Member
齋藤 修一