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祝4連勝〜テゲバの転換期〜

Xのフォロワーの皆さんもそうでない方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今回は

              「祝4連勝〜テゲバの転換期〜」

と題しまして僕が応援しているサッカークラブのテゲバジャーロ宮崎が9月15日に行われた琉球戦を終え、4連勝を飾り更には20チーム中19位で降格圏に沈んでいた中、
この勝利で17位に浮上し降格圏を脱出しました

では、今まで中々勝てなかったチームがなぜここに来て勝てるようになったか、強いチームになりつつある転換期についてお話出来たらなと思います

その前に4連勝をする前のテゲバの状況を説明出来たらと思います

24試合を戦って3勝7分14敗の勝ち点16で順位は19位
またリーグ戦では6連敗を喫しており最後のリーグ戦勝利は6月2日のYSCC横浜戦まで遡ることになります

個人的にはこの成績が不調の中でストライカーの不在、DF陣のリーダーが欲しいと思っていました

というのも、
前半戦は好調だったエース橋本に対し流石にマークがかなりきつくなってきており
得点力を上げるためのマークを分散させるためのストライカーが欲しい

また、DF陣でもテゲバの魂とも言える代選手が遺跡
これまでずっとDFを引っ張ってくれていた辻岡と黒木は実力は申し分ないんですが
如何せん、試合経験が少ないです

辻岡は今年がルーキーイヤーですがいわきで7試合
黒木は3年間で通算15試合と、とてもじゃないですが経験豊富とはいえない状況でした

GKもまだまだGKとしては若い24歳
この守備陣を先陣切って引っ張れる人材が欲しいなと思っていました

すると、こういうリリースが出ます

個人的には全員、衝撃以外の何物でもなかったです

まずは武選手
後ほど書こうかなとは思いますが、今夏一番の補強だったのは間違いなかったかなと
先述した経験豊富なストライカーであり決定力はお墨付き
本当に頼もしい選手が来てくれたと思いました

そして、2人目の松本選手
今治でバリバリ主力でしたし、そんな今治は昇格争い真っ只中
そんな中で来てくれるの?!と、とても嬉しかったのを覚えています

3人目の江川選手
いわきを個人的に注目していた自分としては
え?!えー!!!と衝撃を受けた選手でした
年齢は若いですが屈強なフィジカルと空中戦の強さのある江川選手が加入してくるの?ととても楽しみだったのは覚えています

そして、4人目の永長選手
正直、この選手が僕の中では1番衝撃的でした
プロを多数排出する興国高校出身で、そのドリブルには定評があり
川崎フロンターレからレンタル先の水戸で、この選手面白いなと注目していました
今季、レンタルされていた群馬ではチーム事情も相まって中々出場時間を伸ばせずにいたのですが
まさか、テゲバに来るとは思ってもなかったですし
個人的に注目していた選手がテゲバに来ることはとても嬉しかったのを覚えています

期間に差はあれどこのリリースがあり、7月末に中断期間が入ります
そこで、テゲバは合宿を実施
仕事の関係で見に行くことは出来ませんでしたが、恐らくフィジカルトレーニングは勿論、
新加入選手とのコミュニケーションや連携面を深める練習をしたんだろうなと個人的には思っています

そして、中断期間明けの初戦は苦手な長野戦
アウェイの地で先制するもののPKで追いつかれ
すぐに逆転を許し、結果的に1-3で敗戦

この敗戦を受けてX上では合宿で一体、何をしてたんだ等の痛烈な批判が上がります

ただ、新加入選手を多く含んだ布陣で挑んだことや
先制点の阿野選手の詰めの速さ、何よりその先制点に繋がった武の強烈なシュートや積極的な姿勢を見て僕は少しだけ光明を感じます

そして、迎えた岩手グルージャ盛岡戦
この戦いは20位と19位の所謂、裏天王山の試合でした
正直、ここで負けたらこれから先、かなり厳しくなるな…と個人的には思っていましたが

そこでニューヒーローが現れます
それが来季内定で今季は特別指定選手に選ばれている田中誠太郎

この日がJデビューだったんですがそうとは思えない落ち着きっぷり
守備面やパス面での貢献度が非常に高く
何よりもカットインからのシュートはこうやって打つんですよと言わんばかりの見事なシュート

値千金の先制点を奪います

すると、井上が複数得点で3-0で快勝
これも後で説明しますがこの2点目に僕はテゲバの可能性を感じました

そして、八戸戦ではこれまで長いトンネルに入っていたエース橋本がゴール
更には俺が新たなテゲバのエースに名乗りをあげる!と言わんばかりの武の複数得点

追い上げをくらいますがなんとか3-2で勝利

そして、苦手な相模原戦
まさしく、これは本当の真価を試される1戦だったんではないかなと個人的には思っています

予想通りというか予想以上に相手から押し込まれる展開になり、いつ失点してもおかしくないような場面が何度もありましたが
集中力を切らさず、1-0で勝利


その試合のスタッツ

テゲバサポの間でも少し話題になりましたが1点取ったにも関わらず、シュートはなんと、試合を通してその1本だけ
CKの数を見てもどれだけ相手から攻め込まれていたのかが分かります

ただ、これも後ほど言いますが、オフサイドにはなったものの
武が相手のゴールネットを揺らした場面、
あそこで、僕が感じていた期待は確信に変わります

そして、迎えた今回のホーム琉球戦
これまで大車輪の活躍をしていた井上が累積により出場停止
その代わりにこれも今夏加入のさっちゃんこと五月田選手が入ります

前半は松本からの斜めのパスでそのパスが1本で通り
逆に相手がその形を警戒すると中盤にしっかりボールを渡し
ウイングの選手や攻撃的なSBがどんどん飛び出していき攻撃に厚みを増します

いい形での攻撃が沢山ありますが中々得点という結果が生まれません
正直言うと僕は、なんだか嫌な予感がしました

というのも、先述した相模原戦の逆パターンになるんじゃないかなと個人的に思ったんです
攻めるんだけど点を取り切れずワンチャンスでやられる

サッカーというのは往々にしてそういうことが起こりえます
んー、なんだか嫌な予感がするなと思ってたんですが

そんなん杞憂じゃん?と言わんばかりに後半開始からフルスロットルのテゲバの攻撃的なサッカーが炸裂します

後半頭から阿野選手が早速魅せます
細やかなタッチでボールを奪われずに相手PAに潜入
そのまま強烈なミドルシュートを打ちますが相手GKのセーブ

打った瞬間、あ、これは入ったわと思ったらまさかのセーブされたので
なんであれ止めれるんよ!!!とついついなってしまいました

ただ、それで終わらないのが今の阿野選手
その4分後でした
味方の落としをそのまま貰い、スピードに乗ると先程より遠い位置から強烈すぎるミドルシュート

これがニア上に突き刺さります
繊細なタッチが故にシュートを打つタイミングが他の選手に比べて読みずらいなと思っていたんですが
昨日のも、もう1タッチしてから打つかなと個人的に思ってたんですが
え?!このタイミングで打つの?!てなってびっくりした記憶があります

昨日の得点のシーンはまさしくそんな特徴が出たのかなて思います

あんなに豪快なシュートを売ったのに得点を決めた後の阿野選手のルックスの可愛さ…
ギャップにやられてしまいますね

そして、さらにその5分後、SBの松本選手が持ち上がり絶妙なクロスを供給
それを橋本が合わせるも惜しくもポスト
得点には至りませんでしたが
ただ、あの体制が整わない難しいボールを強制的にシュートに持っていく姿
チームの調子の良さと積極性が垣間見えた瞬間だったかなと思います


松本選手の前半からの斜めのパスといい、縦のロングフィードといい
このクロスといい、なんなんですかね、このキックの精度の良さは…
味方チームで呆れるぐらい素晴らしい武器を持っているなと思います

そして88分
武のスペースへのパスを橋本の折り返しを難しい体制でしたが
しっかりと足を振り切ったことにより、いいコースに飛び大きすぎる追加点をとることに成功します

それにしても、この試合最終盤にスタメンで攻撃に守備にと奔走していた2人があんなに走って
得点を演出するのはなんだか目頭が熱くなってきますね

そして、そのまま試合終了
2-0で勝利しこれで4連勝
この4連勝を受け、24節までの3勝を超えるという嬉しい事象

それではかなり前置きが長くなってきましたが
何故、ここに来てテゲバが調子が上がってきたのか

僕の主観満載の意見でお届け出来ればなと思います

まず1つ目は「夏の補強の選手の大当たり
これが挙げられると思います

これはみなさんも感じていることなのではないでしょうか

では、何故補強したからと言って急に結果が出始めたのか
これについて少し踏み込んでお話出来ればなと思います
僕自身は戦術評論家でも特別サッカーに詳しい訳でもないのでそんな考えもあるんだぐらいの感覚で読んでくれると幸いです
否定的な意見を見ると泣きそうになるので暖かい目で見守ってください

今回は特に2人に絞って紹介出来たらなと思います
先程から少しだけ触れていますが武選手と松本選手です

勿論、永長選手の人を魅了するドリブルだったり
江川の対人の強さなども紹介したいのですが
好調になったきっかけという点で見るとこの2人の特徴が特に大きいのかなと思うので紹介させていただきます

1人目は武選手
この選手の加入は本当に大きかったなと思います
まず、1つ目の理由として挙げられるのは
エース橋本以外のターゲットが出来た
これですかね

橋本は中断期間前まで9得点と絶好調に見えたんですが
絶好調が故に試合を重ねる度にマークが厳しくなっていました

これを象徴する出来事が先述した相模原戦のオフサイド

安田がボールを持った際に、DFがすこし橋本のコースを消しに行きます
するとすかさず、安田がその間を通し武へのパス

安田のパスは勿論、武は半身での貰い方が非常に上手いこと、貰ってから非常にシュートまでの一連が速いことなど要因は色々ありますが
個人的にはこれらのシーンは今までのテゲバには少なかったように思いますが

中断期間明けからは橋本のマークにいこうとすれば武に
武につこうとすれば橋本に、このようなシーンが多かったように思います

そして先述した通りこの2人にマークにつくようなら今のテゲバは阿野選手や井上選手を初めとした2列目
力安や安田などの中盤、更には松本や誠太郎のSBまで上がってきます
チーム全体の矢印が縦に向いてるからこそ、攻撃に厚みが増し、セカンドボールを拾うことにより
更に相手チームへとプレッシャーをかけることが出来ている気がします

そして、武が加入して変わった2つ目はプレスの練度です

今までの選手がサボっていたとかそういう訳ではないんですが
武のコース切りとポジショニングの取り方が抜群に上手すぎます

それから、力安や安田との相性がいいのでしょうか
この2人も水を得た魚のようにのびのびとプレイしていますし
それに加え、元々いい意味でサボることを知らない橋本のプレス

中央からこの4人のプレスが来るてだけでちょっと相手目線で想像すると嫌ですよね(笑)

そして、そのポジション取りを可能にしていたり
攻撃のキーになっているのが何を隠そう2人目の松本選手のキックなのです

松本選手は本当に斜めへのパス、縦のフィード
そして何よりSB独特の体の使い方や前の向き方、ボールを取られないという面においてかなり秀でている印象を受けます

その様子は昨日の琉球戦でも分かったと思いますが
思わず、おお…と声が漏れてしまうものばかり

こういうタイプのDFはどちらかといえば、対人に弱かったりするイメージがあるのですが
松本選手は、そんなん知らんといわんばかりの対人の強さ
本当に頼もしい選手が加入してきました

更にはチームとしてセットプレーからの失点も無くなりました
個人的にはこれが合宿効果で一番大きいのかなと思います

今までは攻めてもセットプレーでやられたところがやられなくなり
継続的に相手にプレッシャーを与え続けることが出来ているので
本当に守備の練度が上がっているなと思います

テゲバのシーズン序盤の内容悪くはないけど
若いチームが故に勝ちきれない、1発でやられ手しまうていう事象が
若手もそれなりに経験積んで、そこに武選手と松本選手の経験ある組が加入して一気にハマった感がすごくあります

そして、そこに来てのルーキーや新加入組の底上げ
本当に層が厚くなったなあとしみじみ思います
中にはレンタル組が多いという不安点もあると思いますが
今季の形はこれでいく!と序盤から分かっていたので
僕自身はそんなに不安点では無いです

また、今のように若手がフィジカル的にもメンタル的にも成長している姿を他チームが見れば
他のチームの有望株も預けてみようかな?となってもおかしくありません

チームとしてはチーム基盤を大きくするフェーズなので今はそういう時期なのかなと思います

まずはチームとして戦える体力を培う
監督人事も含めそれを我慢してここまできたからこそ
練習の成果が今、結果としてついてきているんじゃないかなと思います

そしてここからは物凄く個人的な意見なので読まなくても大丈夫なんですが
それは推し選手の起用という部分です

ここ最近、テゲバのサポも若い世代が流入してきて、それ自体は大変喜ばしい事なのですが、
結果が出てないと推しの選手を使えとの文言がかなり増えてきたように思います

現状のメンバーで結果が出ていないので言いたいことも重々承知出来るんですが
当たり前ですが僕達より長い時間見ている現場の人が現状選んだ最強のメンバーをもっと信じて応援して貰えたらなと思います

とかいっている、僕自身も正直、推しの選手である清水選手や
サガン鳥栖サポーターでもあるので、鳥栖からレンタルできている坂井選手のプレイをもっと見たいと思ってしまっています

ただ、坂井選手に関しては開幕スタメンを飾って上々のスタートを切りましたがそこからはメンバー外など苦しい時期を過ごします
ただ、腐らずに自分が出来ることをやっているからこそ
今ではしっかりと、メンバー入りしているのかなと思います

更には出場時間自体は短いですが、厳しい場面で出されることも多く、坂井くんならこの場面をしっかり抑えたり状況を打破出来るだろという
監督の揺るがない信頼を勝ち取ってるように思えます

また、昨日の入ったばかりのシーンでは相手のミスを
持ち前の危機察知能力の高さでフルスピードで奪うと
細やかなタッチからシュートを撃ちます

惜しくもキーパーに阻まれてしまいましたがああいった姿勢は大事ですし何やら自信がみなぎっているようで
心身ともに逞しくなってきているなというのを感じざるを得ませんでした

本職でないのにあの突破力とシュート
最近はサイドでの出場も多くユーティリティ性に長けた坂井選手の良さが出せているのかなと思います

今後もあの積極性でガンガンシュートを撃ち、
プロ初ゴールをテゲバで達成してもらいたいです
また、クローザーとしてもかなり大切な役割を持ってピッチに入っているので
文字通り攻守の要として残りのシーズンを戦っていってほしいと思います

また、清水選手もメンバー外になった時に決まって
Instagramのストーリーで

                 「今、自分が出来ることを」

こういうふうな文言を出します

選手が自分自身に矢印を向けているのに外野の僕達がとやかく言うのは野暮だなと思います

勿論、試合に出てくれたら嬉しいですが
選手自身も試合に出るために自分に矢印を向けて頑張っています
その姿勢を応援し、試合に出たらそれまでの努力も含め、声を出し頑張れ!というメッセージを送ってみるのが
本当の意味でのサポーターなのかなと個人的に思った次第です

この4連勝で降格圏を脱出しましたが、まだまだ油断は出来ません
次節、早速6ポイントゲームの奈良クラブ戦
更に、その次も勝ち点的にもかなり近い鳥取との6ポイントゲームになります

この2連戦は本当に大切ですしこの2戦を勝って6連勝を飾ろうものなら
一気に一桁順位まで見えてくるのでそこを目指して
シーズン後半の昇格争い、PO争いの台風の目になるような、そんなシーズンに今のテゲバなら出来ると思います

自信を持って言います

             「今のテゲバは強いです!!!」

これから先、さらなる連勝街道に向けて突っ走っていけることを願ってこの記事を終わりにしようと思います

それでは皆さん

               𓂃 𓈒𓏸  𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸



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