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新ことわざで遊ぶ辞典「果報はUITEMATE」

果報はUITEMATE
【かほうはういてまて】


【意味】まず「果報は寝て待て」だが、運というものは人の力でどうこうできるものではないから、あせらずにチャンスを待つのが良いですよという意味なわけで、「果報はUITEMATE」も、ほぼ同じ意味になる。ただ、適用範囲がかなり限定的だ。「UITEMATE」をご存知か。実際は「浮いて待て」なんだけど、海外ではそのまま「UITEMATE」という言葉になって使用されている。世界的に認められた言葉なんだ。これは文字通り、水の中に放り出されたときに、へたに泳がず,水の中で仰向け、大の字になって浮いて救助を待つという方法。現実に東日本大震災の津波時に,子どもがこの方法で命を救われたことがあったとか。着衣のままで水の中に入ると、身につけた衣服や靴の浮力で身体が浮きやすい反面、泳ぐには衣服が邪魔になり体力も消耗してしまう。回りに救助の手が見あたらない時などは、この「浮いて待て」で気長に水面上に浮いて救助を待とう。20時間,この体勢で洋上を漂流し続けて救助された男性もいたらしいよ。ほら、似てるでしょ。自然の力に対しては、人の力ではどうこうできるものではないから、あせらずに救助を浮いて待つのがいいですよ、というのが「果報はUITEMATE」の意味なんだ。はい,今回はきれいにまとまりました。そして、これはお役に立つ新ことわざですよ。みんなに広めよう。ただし,寝て待てと混同して水面上で寝るのはやめた方がいいだろう。うつ伏せで寝た日には溺れて死にます。

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