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やっぱり目の前にお客さんがいるのって大事〜6/7「わくわくパームトーンサンデー」レポートに代えて

 昨日(6/7)は木屋町パームトーンで「わくわくパームトーンサンデー」でした。

 まだ自粛期間中だった先月は、名古屋のKCさんはリモート出演。しかし今回はmasaeさんとともに久しぶりに京都上陸し、無事にパームトーンメンバー全員勢ぞろい。

 お客さんも、前回はどこか恐る恐るの雰囲気だったけど、今回は早々と「観に行きます」との予約をたくさんいただき、それだけでも大きなエネルギーを感じます。

 そして今回は(CDの到着は間に合わなかったのものの)新曲ばかりのコンピアルバム発売記念。つまり、全員新曲を披露ですよ。そりゃあリハの時からなんとなく浮き足立つというものですよ。

 歌詞の再確認はもちろんのこと、振り付けやダンスなどのパフォーマンスやコラボレーションの打ち合わせなど、新鮮な緊張感。

 そういうの、大事よね。

 そんなフレッシュな空気と、定番・鉄板のパフォーマンスの組み合わせで、まさに今、“2020年6月のパフォーマンス”を披露するという覚悟と喜び。

 そりゃあもちろん歌詞の間違いや細かなミス、段取りの失敗などいろいろあるけど、それらの積み重ねが芸の幅を広げ、さらに大きな感動を生み出すことができるのよね。

 それに。

 やっぱり目の前にお客さんがいるのって大事。

 開場して、徐々にお客さんが入ってきたときのホッとするあの感じ、そしてステージに出た時にワーッと湧き上がる拍手。

 手拍子やコール、笑い声やツッコミ、突き上げる拳やリズムを取る足、そして感動の空気が会場中に伝染して広がるあの感じ。

 終わった後、いただいた差し入れをみんなで分け合って食べたり、それぞれにギャラを手にして帰れるのも、ファンの方が来てくださるからこそ(もちろん「投げ銭」も大きな力となります)。

 僕らはかれこれもう何年も、毎月(あるいは毎週)そんなライブやイベントを続けて来たので、この事態のために図らずも1ヶ月以上現場から離れてしまうと、正直なところ勘が鈍ったり、思い通りに体が反応しなくなってることに気づくのよね。まるでアスリートのように。

 でも逆に、こんな事態になったからこそ気づける有難さもある。うっかり気を抜いたり弱気になったりボーッとしていると、あっという間に手の中をすり抜けてしまうものは、たくさんあるのです。

 次回の「わくわくパームトーンサンデー」は8/23(日)。それまでに、各自がそれぞれ「パームトーン劇場」でさらにパフォーマンスに磨きをかけ、“みんなが揃うからこそ生まれる感動”を追い求めたいと思います。

 「これはもう何としても、会場で、生で見なければ」と思ってもらえるように。

 そしてひと時でも、同じ場所で、不安や心配を忘れて、心から声を出し、笑い、踊り、手を取り、抱き合えるように。

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