フォトエッセイ「あえて、無題」
改めて、春の訪れを感じる浜松市北区のフラワーパークにての一枚です。
私は昔から父の影響で、トタンがサビた家屋のなかでよいこらしょっと重たい荷物を下げて小休憩する農村の人びとが談笑するような作品や、廃墟の病院のモノクロームの写真やらを見てきました。
子供ながら毎週連れ出されておいしいラーメン、ドライブ、そして写真たち。
綺麗なものは誰もが見ても綺麗でみんなが知っているし、美しい。
安心はするんだけど、何かが足りない。
ダシのない味噌汁のような飲めるけど、満たされない味覚のよ