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★Showingなフォトエッセイ★

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見せる、魅せていきたい私、高山笑韻の写真の師匠である父と私や、衝動的な未完成な撮ってだしのフォトエッセイ集です。目指すイメージははこっそりくっすり系。ゆるやかな頻度で更新中。
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#写真好きな人と繋がりたい

フォトエッセイ「親譲りの無鉄砲で昔から損ばかりしている」

先日、母と浜松市美術館で開催されている「御仏のキセキⅡー遠州・三河の寺宝展」と浜松城公園にも足を運んできました。 車を止めてまずは浜松城公園を散策がてら、お互いに勝手に父から借りて?きたカメラで公園内をパチリ、パチリと撮影開始。 と、坂の中腹当たりに差し掛かった所で母がウォーキングの最中だと思われる方に話しけられてオロオロしているのを横目にパチリ、パチリ 母と二人で、父の不在時にちょっとそこまで行ける面白い場所を撮影して食事をしているそんなひと時に、写真の講義をしてもら

フォトエッセイ「あえて、無題」

改めて、春の訪れを感じる浜松市北区のフラワーパークにての一枚です。 私は昔から父の影響で、トタンがサビた家屋のなかでよいこらしょっと重たい荷物を下げて小休憩する農村の人びとが談笑するような作品や、廃墟の病院のモノクロームの写真やらを見てきました。 子供ながら毎週連れ出されておいしいラーメン、ドライブ、そして写真たち。 綺麗なものは誰もが見ても綺麗でみんなが知っているし、美しい。 安心はするんだけど、何かが足りない。 ダシのない味噌汁のような飲めるけど、満たされない味覚のよ