マガジンのカバー画像

★Showingなフォトエッセイ★

18
見せる、魅せていきたい私、高山笑韻の写真の師匠である父と私や、衝動的な未完成な撮ってだしのフォトエッセイ集です。目指すイメージははこっそりくっすり系。ゆるやかな頻度で更新中。
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

エッセイ「向き合う勇気をくれたのは」

しばらく、noteをお休みしていました。 気持ちの整理がつかない事があり、今は相手を傷つける恋愛にしがみついているよりたとえ苦しくても、いつか笑えてあの時の選択肢が一番で今を一番自分が愛せる様になる。それが一番だし、こうなったのも自然の無意識の選択の最高の選択、強がりな自分がいますが彼には彼の生きてくうえでの神様からの宿題があります。 「あなたは、やりたい事をやっている時が一番だ」 この言葉に彼からの、純度の高い信頼と愛情がこもっています。 医療系のとても忙しいお仕事を

フォトエッセイ「はじめては甘酸っぱい…」

地元で馴染みの喫茶店で去年の夏に開催された夏をテーマにした写真展に作品を飾って頂きました。私のはじめては…初めての作品展の参加賞はTOP画像の柑橘系の果実の甘酸っぱい、でもフレッシュな香りに包まれました。 本日は母といつものプチ、喧嘩をして浜松の街中までバスでユラユラ一時間弱かけて浜松市の芸術の展示会の市展に足を運び、浜松城公園をカメラを携え散策しました。 目的は最近、気持ちが滅入りシャッターを切ったりすることが減っていたのですが、毎度おなじみ父の写真が入選して奨励賞まで

フォトエッセイ「あえて、無題」

改めて、春の訪れを感じる浜松市北区のフラワーパークにての一枚です。 私は昔から父の影響で、トタンがサビた家屋のなかでよいこらしょっと重たい荷物を下げて小休憩する農村の人びとが談笑するような作品や、廃墟の病院のモノクロームの写真やらを見てきました。 子供ながら毎週連れ出されておいしいラーメン、ドライブ、そして写真たち。 綺麗なものは誰もが見ても綺麗でみんなが知っているし、美しい。 安心はするんだけど、何かが足りない。 ダシのない味噌汁のような飲めるけど、満たされない味覚のよ

フォトエッセイ「無知という名の武器」

すごい綺麗なすずらんでしょ!? ある日の夕方、食事の支度をしたり明日の準備をする家族の作業を遮って先週末車を飛ばして撮影をしてきたTOP画像について私は言い放ちました。 「ん?見せてみろ。違う、これスズランじゃなくて馬酔木(あせび)だよ」 と帰ってきたのは母からではなく父からでした。 よくよく見比べてみたら確かに違う…ような気がする。 聞いた話によると馬が酔う程毒性が強く、殺虫剤にも使用されているとききました。びっくりですが自分の無知さにも、驚く! 便利な時代にな