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映画の話「mid'90s」

アメリカも日本も蔓延してた空気は同じようなものだったのか、(日本の方が少し遅れてくるのかな)90年代半ばにスティーヴィーと同じくらいの年代だった自分は、この空虚感、虚無感が何だか覚えがあるような、ないような。しかしお兄ちゃんの暴力はどこから来るのか、スティーヴィーより少し先に生きて未来が見えてしまったからか。母の愛情の足りなさか。父親としての役割からか。友達がいない寂しさからか。弟が属するコミュニティーが羨ましいからか。
90年代半ばって、こういう時代だったなと2020年の今では振り返れるけれど、その当時、渦中にいると気づくことすら出来ない。今はどういう状況なんだろう。新しい"今"が一番良いとは限らない。
映画としては、自分が小さい頃にみていたものや観た映画に色味が似ていて、音楽の使い方やカメラワークが、くそったれで大好きだった90年代なかばの雰囲気の映画でした。

以上はfillmarksで書いたものです。

mid'90sという映画がずっと頭にこびりついて、飾るところなんてないのにポスターを欲しがってしまったり。自分にとって90年代って、みるものやテレビから入ってくるものが面白いものばかりで、ダウンタウンやウッチャンナンチャン、ザ・イエローモンキーなどなど、、魅力的なものが山ほどありました。

なんかもう何かのバブルだったんじゃないかというくらい盛り上がっていたようにみえた時代。暴力とシュール(本当か?)が蔓延していて、2020年にも未だに続いているものもありますよね。大体、なくなってしまったけど。

あの頃の自分の親の歳を越えてみてわかったことは、
・90年代半ばのアラフォーは体力があった
・お笑いは2020年現在、確実に進化している
・あの頃、大切にしてたものはそれ程価値がなかった

それくらいですかね。
あの頃に大切にしていたもの、面白いものや笑っちゃうものを自分たちでも作り出してみたりしていましたが、それ自体には価値ってものはなかったんだとやっと最近気づきまして、自分でも納得出来ました。
90年代〜2000年代は暴力とシュールとくそったれで大好きでした。あの頃、面白すぎて一生ぶんくらい笑ったので、面白いことはなかなか起こってくれないんじゃないかとさえ、思ってしまう。mid90's 関係なくなりましたね

それでは読んでくれてありがとうございました。

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