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旅の記録|ピサ

いよいよ40記事目の更新です!ってことで、旅の記録シリーズいっちゃいましょー!今日はイタリアからピサです。
ピザじゃありません、ピサです。

あまりにも有名なあの塔があるところですね。写真はその塔のテッペンから一望したところ。

街並み

学術の街で売り出していて、大学やらの建物が並んでいる。普通に歩いている道の隣が大学の建物だった、なんてザラ。塔までは川を渡って少し歩くことになる。通りはジェラート屋さんやら誘惑がたくさん…入るしかない!

ピサ中央駅
駅から塔の途中にある川 キレイではない が、周りの建物は趣がある
博物館だったか大学だったか別の何かだったか…忘れた()
立派なことは間違いない

ピサ大聖堂とピサの斜塔とその他もろもろ

これです、これ!今日のメイン!

大聖堂と斜塔 ここから見ると斜め感はあんまりない()

このピサ大聖堂とピサの斜塔、物理学にとっては重要な実験がなされたと伝えられている。それを行った人は地動説でお馴染みガリレオ・ガリレイさんである。

まずは大聖堂。大聖堂の天井に吊るされている蝋燭を観察していて、振り子の等時性というのを発見した。これは、振り子の長さが同じであれば、振れ幅に関係なく、揺れる周期は同じである、というものである。

次にピサの斜塔で行われた実験は2つの重さが異なる球を斜塔から落とすという実験である。当時、落下速度は重さに比例するものという説もあり、それを否定するために、重い球と軽い球をピサの斜塔の上から落として、ほぼ同時に落ちることを示したらしい。
(実際にこれが行われたのかどうかについては諸説ありじゃ。)

なんか他にも建物が複数あって、遺跡群となっている。城壁と教会が一緒になっているような感じ。

大聖堂じゃないけどそれに準ずる何か
その何かの中 声が反響するようにできていて、その様子を実演してくれる。
こっちが大聖堂 立派!!
大聖堂の中 さすがだねー!
宗教画もたくさん飾られている
こ、神々しい…なんとまあ綺羅びやかな
あっちもこっちも…

大聖堂はここまで。

そのとなりに霊園みたいなのもあった。絶賛修復が進められてたけど。

霊園(?)中庭
ぐるー、と一周回ってストーリーになっているらしい ただしぼろぼろ…
棺もたくさん…

さあ、いよいよ斜塔ですよ。チケット売り場が別にあったかどうだったか、まあどこ入るにしてもお金は取られる。でも払うしかないでしょ。
そして、この斜塔に登るのは時間予約制で登る時間がある間隔で決められている。まあ一気に人が登ると絶対事故る!間違いない!

あと罠だと思ったのは、長い階段を登って一番頂上!と見せかけて、そこから小さな登り口があり、さらに上まで登れる。なんとなく隠し通路っぽい。
気づかずに降りる人もまあいるのかなぁ?

料金表 斜塔に登るだけで3,000円取られる!
これぞ斜塔!
間近で見るとこんな感じ まあ結構傾いてる…
真ん中は空洞になっている
一番上まで登るといい眺め いい天気だったなぁ 暑かったけど
ちょっと視点をずらしたところ 地平線!
頂上から下を見下ろせる穴もある()

面白かったのは、傾いた建物の階段を上り下りする不思議な感覚。しかも通路が狭い!もともと傾くことなど想定されていない建物なので、とうぜん階段は普通の階段 が傾いたもの。
周期的に階段の面が前に傾いたり後ろに傾いたり変化する。特に下りは怖いよこれ…急に前側へ倒れ込むもん… 降りるペースも当然早くなったり遅くなったりする。
通路狭いし、中にいると、今自分が塔の傾きのどのあたりにいるのか、ちょっと考えないと想像できない。考えもしなかったけど。

延々と続く階段(下り)
一番下にある水平測定器?
この写真が気に入っています

心残り

あと博物館もあったけど、さすがにこれは朝から晩までここにいないとムリ。全部回れないって。
あとピサの街は他にも名所があるので、そっちもいずれ機会があれば行ってみたいなー。

余談

斜塔周りを歩いていたら、ちびっ子にイタリア語で話しかけられた。好奇心旺盛だねー!でもおじさんたち何も理解できなかったよ…ごめんよ…

あと、この一体の敷地っぽいのを出たところで、戦争反対の署名をしてくださーい、という団体が活動してた。というより、この手の観光客からお金をだまし取るヤツがあって、署名するともれなくお金を取られる謎仕様。さすが一大観光地。絡まれても無視し続けようね…
あと、こういう悪い連中は気を惹こうと口笛を使う!これは間違いない!!
だいたい、道を尋ねたりするのに口笛を吹いて呼び止めるヤツがどこにいるんだよ…

電車はすごく快適な特急線と、落書きだらけの田舎路線があり、これらを乗り継いでパルマから移動しました。

帰りの特急電車 HITACHI

イタリアの挨拶は付け焼き刃で「アリーヴェデルチ(Arrivederci)」だけ覚えました(JOJOで)これは「またね」な感じの意味らしいですね、マンガでは違うけど。お店などを出るときに使うと喜ばれるとか。
いろんな店で試したけど、結構みんなArrivederciと返してくれます。ただ、パーティ会場を出るときにウェイトレスをやってたお姉さんに言ったら、だいぶ笑われながら返されましたが… うーん、なんの笑いだったのか…

イタリアの人の英語は割りと日本語が母語の人には聞き取りやすい気がします。イタリアやっぱりいいところ!(ただしローマより北に限る。)


ということでイタリアでした。アリーヴェデルチ!(さよならだ)

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