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専用の解析機能でコンバージョンを改善させよーEFOの機能③ー
これまで、マーケティングの教科書と題して、3本の記事でEFO(エントリーフォーム最適化)についてご紹介してきました。
様々な機能に優れているEFOツールですが、EFOツールをASPサービスで利用するメリットの1つは、フォーム専用のアクセス解析が利用可能なことです。
今回は、こちらのEFOツールのアクセス解析についてご紹介します。
通常のアクセス解析との違い
一般的なサイトアクセスツールとの違いは、フォームに特化した独自の計測が可能なことです。
EFO(エントリーフォーム最適化)ですから、フォームの改善・改修の指針と効果測定ができなければ解析の意味がありません。よって、特定ページへの詳細な分析が重要になるのです。
おもなフォームの解析機能
ここではフォームアシストの解析機能を例に、フォームのアクセス解析機能について説明します。
■計測可能な主な項目
・フォーム進入数(デバイス・ブラウザごとのPV,UU)
・フォームの最初の項目へのアタッチ数、アタッチ率
・各フォーム項目ごとの入力完了率(入力完了÷そのフィールドで入力開始した数)
・全項目の入力完了割合(入力完了人数÷入力開始人数)
・離脱防止機能*1の反応率
・複数ページある場合の遷移割合
・各項目のアクセス数、アクセス人数
*1 離脱防止機能:入力済みデータがあるときにページを離脱しようとしたとき警告が出る機能
上記のようにフォーム部品単位で計測しているため、単にコンバージョンした、コンバージョンしなかったではなく、どこにコンバージョンしない原因があるのかまで把握できます。
特に“どこで失敗したか”が重要
やみくもにフォーム改修を繰り返しても効果が上がるとは限りません。特に先入観は禁物。
「長いところは入力しにくい」
「ラジオボタンの方が記入式より入力率が高い」
「数字より漢字の入力に時間がかかる」
などは、一般論や購入動機が伴わない印象であり、「まさに購入しようとしている時のモチベーション」と大きく異なる場合があります。
したがって、先入観を捨ててフォームを冷静に解析するのに数値化は重要なのです。
加えて言えば、そのデータを作ったのは「入力体験したユーザそのもの」ですので、サイトの特徴を反映した最も信頼のおけるデータとも言えます。
コンバージョンを改善するためには、EFOツールを導入して終わりではなく、導入後の詳細分析をしっかりと行いましょう。
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