列聖珠藻・聖徳餘光とは【実物写真有り】
列聖珠藻(れっせいたまも)・聖徳餘光(せいとくよこう)は、紀元二千六百年奉祝会の記念品として配布された二冊セットの本です。
紀元二千六百年奉祝会は1940年11月11日、宮城外苑で昭和天皇臨席のもとに開催された奉祝会です。
列聖玉藻は歴代天皇の御製集(和歌集)です。編者は歌人・国文学者の佐佐木信綱。(佐々木ではない。これは信綱が訪中の折、中国には「々」の字が存在しないことを知ったため、それ以後は「佐佐木」と改めたから。)歌人、佐佐木幸綱の祖父です。
聖徳餘光は歴代天皇の事績集です。編者は歴史学者の辻善之助。当時は東京帝国大学名誉教授でした。
現在では国立国会図書館デジタルコレクションで読むことができます。
列聖珠藻
聖徳餘光
現物を手に入れたので写真を貼っておきます。