ゆっくり昭和見学

昭和(戦前, 1920s~1940s)について調べたりしています。 YouTube→ https://www.youtube.com/channel/UCbWoR_Mfph28bHMDSIMGL1A

ゆっくり昭和見学

昭和(戦前, 1920s~1940s)について調べたりしています。 YouTube→ https://www.youtube.com/channel/UCbWoR_Mfph28bHMDSIMGL1A

最近の記事

列聖珠藻・聖徳餘光とは【実物写真有り】

列聖珠藻(れっせいたまも)・聖徳餘光(せいとくよこう)は、紀元二千六百年奉祝会の記念品として配布された二冊セットの本です。 紀元二千六百年奉祝会は1940年11月11日、宮城外苑で昭和天皇臨席のもとに開催された奉祝会です。 列聖玉藻は歴代天皇の御製集(和歌集)です。編者は歌人・国文学者の佐佐木信綱。(佐々木ではない。これは信綱が訪中の折、中国には「々」の字が存在しないことを知ったため、それ以後は「佐佐木」と改めたから。)歌人、佐佐木幸綱の祖父です。 聖徳餘光は歴代天皇の事

    • 紀元二千六百年記念ロゴ

      紀元二千六百年記念式典などで使われたロゴですが、検索しても出てこなかったので当時の本にあったものを加工したものを貼っておきます。 ↓こちらの動画もあわせてご覧ください。 追記 列聖珠藻の奥付けにもロゴがありました。

      • 紀元二千六百年祝典記念章について調べた話

        はじめに本記事では紀元二千六百年祝典記念章について詳細に解説を行います。本記念章に関する記事はインターネット上にはほとんど無いわけで。需要が無いからね 記念章とは よく勘違いされやすいのだが、記念章は勲章とは別個のもの。 日本国政府が行う表彰にはいくつか種類があるが、記念章は勲章・褒章以外のものを指す事が多いのである。(従軍記章を除く) 記念章は1929年(昭和4年)の売勲事件以降は造幣局がその製造を担っている。 しかし、1942年の支那事変記念章を最後に、現在に至るま