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名刺のやり取りで最近思ったこと

車を買い替えようと販売店へ

うちの車がかなり古くなってきたので、新しく車を買い替えようと、何件かの自動車販売店に行ったときのお話です。

自動車ディーラーのT社、N社、V社に夫婦で行ったのですが、営業さんが妻である私に名刺を渡してくれたのはT社だけでした。T社は、新車販売の店舗と中古車販売の店舗の両方に行き、両方の営業さん2人とも、夫に加え私にも名刺を渡してくれました。

N社の営業さんは誠実で信頼できそうな方でとても好印象だったのですが、最初に伺ったときがお店側としては予約なしの初めての客だったためか、名刺は夫に一枚渡しただけでした。

V社の店舗にもふらっと立ち寄ったのですが、営業さんは夫にのみ名刺を渡し、展示車を見ている私の前を素通りする感じで、一番印象が悪かったです。

自動車販売の営業さんなら当然ご存じかと思いますが、自動車に限らず、家族の大きな買い物の購買決定には、妻の「いいね」がとても重要であることはマーケティングの分野では良く知られています。

そうであるのになぜ妻の好印象を勝ち取ろうとしないのか、とてももったいない気がしました。実際、試乗の件でわたし(妻)がT社へ電話をする場面もありました。T社の営業さんがくれた名刺を頼りに。
T社はきっと、成人しているそうな大人には全員に名刺を渡すよう、会社で教育をされているんでしょうね。あくまで想像です。

ものすごく大げさに言うと、名刺をもらえないということは、取引の相手として認識されていない、と理解するわけです(わたしの考えや価値観が古いというご意見もあることは承知しています)。

ふつうにサラリーマンをしていて、複数の人数で取引先の会社に訪問したら、その場の全員と名刺交換しませんか?私はしていました。

結果的にはT社で…

T社とN社で試乗をさせてもらい、費用対効果や機能性も比較した上で最終的に購入を決めたのはT社の車でした。もちろん、わたしも夫に対して大いに意見を言い検討した結果です。

名刺の件で少しだけモヤッとしたものの、購買決定にその要素は影響していません。
ただ、車は購入後も永くお付き合いをする商材ですから、印象の良い営業さんと取引したいと思いますよね。
夫婦の会話の中で、営業さんの対応や印象の比較の話もして、一番信頼できるのはN社の営業さんだというところは一致しました。N社で購入に至らなかったのは残念です。

たった一枚の名刺だけど

とかくデジタルやらペーパーレスやらで名刺の存在意義が薄くなっている感がする時代ですが、「今後もお見知りおきを」という気持ちをもらう、という意味で、名刺のやり取りについて考えさせられた出来事でした。

めんどくさがらず、名刺は一人ひとりに配ったほうがいいと思いますよ!


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