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パリ五輪開会式を見ながら東京五輪開会式を思ふ

祥ゆずこ

パリオリンピックの開会式、予想通り朝起きられなくて録画観てます☆

セーヌ河沿いに聖火ランナーの移動や、パフォーマンスが行われている様子。さすがパリというかおしゃれというか自由というか・・・
日本だったら「町でのああいう勝手な聖火走者のふるまいは危ない！危険！」とか演出にケチついたり炎上するよね。
（ジダンがカフェの真ん中突っ切って、人がぶっ飛んだりしてたし。演出だけど日本だとクレームうるさそう。）

男女ともにショッキングピンクが良く似合う

あいにくの雨ですが、ビショビショになりながらみんながんばってる

マリーアントワネットの演出　マジでびっくりする

これは壮大な自虐ネタなのか…
最後は赤いテープが降り注いで、鮮血がイメージされる
日本バージョンだったら、武士がハラキリするパフォーマンスになるだろうか　絶対採用されない！

演出側で賛否はあったのだろうか、とにかく攻めてるというか印象は強い。

これ…「最後の晩餐」の構図だよね
最後の晩餐　キリストと弟子たちの構図

宗教的なものを社会的意図で演じるのは大丈夫なんだろうか

やはり現地の人も批判的な意見を述べているみたいですね…

おぼんに載せられた青いおじさん…（歌手のフィリップ・カトリーヌさんです）
日本が誇る不謹慎番組コーナー、ひょうきん懺悔室

フジテレビもキリスト教関係者からクレームが来たらしいが
（その後は十字架にはりつけじゃないからと押し通したらしい）
今回は世界中に放送されるオリンピック。
なおこの一連のシーンは若いアーティストが担当していて、青いおじさんはキリストを模したものではなく、酒神ディオニュソスらしいです。

メタルホースが水上を走る

ヨーロッパの街の灯りの美しさをフルに生かしたライトの演出
エッフェル塔のビーム光線や聖火台の気球浮遊は本当に綺麗だった

エッフェル塔からビーム光線
マクロスのミサイルを思い出した


（賛否両論あるかと思いますが）パリオリンピックの攻めた演出と比べて、３年前の東京オリンピックの開会式は
なんか色々残念だったなあと思い返すこの頃。

てか、仮にも前回のオリンピック開催国なんだから、関連番組で・なぜ・自国開催の・東京オリンピック開会式をふりかえって紹介しない？？
なんかなかった事になってるよね…なかった事にしたいのかな

個々のパフォーマンスはそれなりに見るべきものはあるのだろうが
当初のMIKIKOチームを下ろしたりのゴタゴタのせいか、演出に一貫性がなく、何を・世界に・アピールしたいのか全くわからない内輪ウケのセレモニーだった…
BGMにゲーム音楽流してるのに任天堂だけ外したりとか。なぜ？
リオ五輪からの引継ぎで演出に使うプランなんじゃなかったの？

東京オリンピックの開会式は、当初の企画通りのMIKIKOさんのプランで見たかった…

実際のセレモニーの何がだめかっていうと、日本の組織が上から引き受けた仕事で、色々な課された条件や注文をクリアして、とりあえず間に合わすっきゃないよね、はい納品です！みたいなのが透けて見える（勝手に見てるのかもしれんが）

そういう意味では、今回のパリオリンピックは「見ろや！これがオレ（私）の作る開会式じゃ！」という演出側の気概にまんまと乗せられてた

なーんて事を、パリ五輪を見ながら思いつつビールをたしなむのでした。
（今日も暑いし外に出る気はない）

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