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ベンチャー企業で社員名鑑的なものをつくるなら「InVision」がおすすめかもしれない話

スキル・経験・知識のフリマ「ココナラ(https://coconala.com/)」で人事をしている泉谷(@Show_Iz)です。なんだかんだで久しぶりのnoteになってしまいました。。

さて、おかげさまで「ココナラ」は事業成長・拡大とともに社員数も60名を超えるまでになりました(涙)。しかし、そんな中でどんな企業でも必ずぶつかるであろう切実な問題が顕在化していました。

その問題とは・・・?

そうです。
あの「顔と名前が一致しない問題」です。

そしてこの問題は、採用業務のフロントに立っている人事こそ肌感として気づきにくい問題だったりします。そんな背景もあって、やらなきゃやらなきゃと思いつつも、目先の業務に追われ、つい最近まで優先度が低いままでした。

はじめに

超簡単ですが、この記事の目的をさくっとまとめます。同じ悩みをもっている方のひとつの解になればすごく嬉しいです!

■ 誰に伝えたいのか?
・組織における「顔と名前が一致しない問題」に課題感を持っている方
・将来、組織において「顔と名前が一致しない問題」を発生させたくない方

■ 何を伝えたいのか?
・InVisionを使えばいい感じの社員名鑑的なものをつくれる
・InVisionでの社員名鑑的なもののつくり方

■ どんな読後感を得てほしいか?
・簡単そうだし試してみようという気になる(→組織課題を解決しちゃう)

ココナラでの「顔と名前が一致しない問題」の原因

ココナラでは、全社的なコミュニケーションツールとして Slack を利用しています。 Slack では個人のアカウントごとに自由にアイコンを設定することができます。

自社プロダクトである「ココナラ」のカテゴリには、似顔絵作成アイコン作成があることも影響したりしなかったりで、ココナラ社の Slack の個人アカウントのアイコンは似顔絵の利用がとても多くなっています。

かくゆうわたしのいまのアイコンはこちらです(権利関係で怒られる?)。

そう、言わずと知れたマーベル最強の魔術師「ドクター・ストレンジ」ですね。なぜ、このアイコンにしているかの説明は少し長くなるので、割愛させていただきます。

話を戻して、自社の事業で似顔絵とかアイコンを扱っていることにより、サービスを利用した素材をアイコンにしがちなため、「顔と名前が一致しない問題」が加速するというメカニズムとなっています。

また、社内ではニックネームで呼び合う文化もあり、それがさらに「顔と名前が一致しない問題」に拍車をかけちゃったりもしています。

顔と名前が一致しない問題」をどう解決するのか?

最初に問題意識が芽生えた当時、ここはもうあまり思考したところで解が出ないので、一覧形式で顔と名前がならんでいる無料の社員名鑑ツールみたいのを導入しようと考え、ググりました。

はじめはホントに軽い気持ちでググったんです。

すぐ見つかるだろうなとググッてたんです。

意外と無いもんだなーと思いながらもググり続けたんです。

え、あれ?、、ない、、のか。。?

そうなんです。
そんな都合のよいツールは見つからなかったんです。

そんなこんなもあって、一度はGoogleスライドでフォーマットをつくって、社員のみんなに作成してもらおうかとも思ったんですが、やはり一覧で顔が並んでいる社員名鑑への想い・こだわりを捨てきれず、いったんゼロベースで考えることにしました。


それから月日が流れ


メンバーが50名を超えてくると、いよいよ現実から目を背けることができなくなりました。どうにかしてくれよという辛辣かつ温かい励ましの言葉も何人かのメンバーからいただきました。

これはほんとにいよいよどうにかしないといけない。幸いなことに人事の相方が入社してくれたタイミングだったので、社員の名前と顔を覚えるいい機会になるかもというやや打算的な思いも働き、本気で着手すること(着手してもらうこと)に決めました。

とはいえ、前回調査したときには思うようなツールを見つけられなかったので、どういうやり方がいいのか。2〜3日想いをめぐらし、その中でパッ💡とひらめきました。

『プロトタイピングツールを使えば、疑似サイトもしくは疑似アプリみたいなやつ作れんじゃん?』

そこで社内のデザイナーが使用しているプロトタイピングツールである「InVision」を試してみることにしました。
※InVisionについてはググると色々と記事が出ているので詳細は割愛

これがまさかの最適解になるとはこの時点では全く想像できていませんでした。

InVisionのボード機能ならイケそうじゃん!

やったこともないくせに安易な気持ちで、「さぁ、プロトタイプアプリつくるぞー!」と意気込んで、InVisionをいじっていたときに見つけてしまったんです、ボード機能を笑!

まさに「THE 探してたやつ!」でした。
・メンバーの顔写真も一覧形式で並べられる
・部署ごとに表示を区切ることができる
・個人のページもほぼ制限なくかつ直感的に編集できる
さらに、デザイナーが使用するツールだったりするので、ごちゃごちゃせずにシンプル。

というわけでこれに決めちゃいました。

ココナラでの設定方法(基本編)

①「InVision」に「Sign In」or「Sign Up」する
②My Projects画面右上の「+」をクリックする


③CREATE NEW BOARDを選択する


④作成するボードの名称を入力する
⑤一覧で並べたかったので、レイアウトのタイプは「Grid」を選択する
⑥「GET STARTED」をクリック


⑦あとは登録したいメンバーの写真をドロップし、テキストを入力する
⑧⑦をメンバー分繰り返す

ココナラでの設定方法(応用編)

・個人情報でもあるので、閲覧するためのパスワードをちゃんと設定
・個人のページに掲載するテキストはGoogleフォームで収集
・個人の写真はGoogleDriveへ提出してもらい収集
・(未着手)個人のページごとにURLがあるので座席表とリンクさせる

画面イメージ

※ほんとはアベンジャーズのメンバーでサンプルを作りたかった…

一覧ページ

個人ページ

最後に

いかがでしたでしょうか?けっこう簡単そうじゃないですか??

立ち上げの初期だけメンバーたちから一定程度協力してもらう必要はあるものの、「顔と名前が一致しない問題」に課題感をお持ちの方であれば試してみる価値はあると思うのでぜひお試しください!!

他にこんな方法もあるよーとかあれば、ぜひ情報交換させていただけると嬉しいです😁

ちなみに偉そうにここまで書いてきましたが、わたしははじめのアイデアを出しただけで、実際には相方のメンバーが粘り強く作成してくれました。感謝です。

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