【GTD】一日の時間をデザインする
こんにちは、show_ando です。
このサイトでは、GTD ライクな生活を目指して、OmniFocus macOS版とiPhoneアプリたすくまを組み合わせた取り組みを共有しています。
たすくまを使った一日の時間のデザイン例を紹介します。
(過去の記事を再構成して、まとめました)
ここでのデザインとは、
一日の行動を特定の作業(タスク)単位で切り出し、
繰り返している作業(ルーチンタスク)は、並べ替えて毎日同じ順番で再現し
その作業一覧を毎日、編集(並べ替え・削除・追加)することです。
こうした編集を続けていくと、自分の行動パターンがカタチになっていきます。
今回は記載しませんが、次第に、このカタチを維持することも、一部を壊して作り変えることも、少しづつですができるようになってきました(守破離)。
これは反復の効力と思っています。
一日の時間(GTD での位置づけ)
今回のテーマは、GTD 本での「次にとるべき行動(高度0メートル)」あるいは「現在の行動(地面レベル)」での管理ツールに「たすくま」を利用した例です。
ルーチンタスクの一覧でのデザイン
たすくまに、ルーチンタスクを登録すると、毎朝、今日のタスク一覧が自動生成されるので、この一覧を使って、今日一日の時間をデザインしています。
1.ルーチンタスクの編集
まず生成された一覧のタスクを編集します。
タスクの並べ替え・削除(あるいは翌日以降に延期)・新規登録をしています。
2.今日だけやるタスクの追加
イベント・タスク(カレンダーアプリからのインポート・タスク)があるときは、このタスクを適切な順番に並び替えます。
ルーチンタスクの編集タスク
今日のルーチンタスクの編集タスク
毎朝のルーチンタスクの一覧の編集作業を重視しているので、この作業タスクも、たすくまに登録しています。
明日のルーチンタスクの作成・編集タスク
さらに明日のルーチンタスクの一覧も、前日に「Tommorowタブ」で作成・編集しています(毎朝の編集タスクの時間の短縮のため)。
こうすると、編集ずみの一覧が毎朝準備できるので便利です。
こうして、タスク実行の精度を上げています。
とくに早起きして外出したい日に、起床時間で予定時刻までに実行できるタスクの選別に利用しています。
すでに時間勝負になっているので、このときの編集は、予定時刻までに実施可能なタスクの選別と、無理なタスクを別の時間帯に移動するか削除するになります。
タスク単位のチェックリスト
たすくまは、タスク単位で チェックリストが利用できます。
チェックリストには、そのタスクの実行時にやることのメモや作業手順などを登録しておくことができます。
またこのチェックリストから、URL スキームも実行できます。
これにより、あるタスクの作業時間の計測中に、
特定のアプリケーションを実行したり、
別のタスクを操作(タスクの終了や新規作成など)できたりします。
チェックリストの活用例
これを活用すると、タスク単位でタスク実行の精度を上げていくことができます。
たすくまは、タスクの作業時間を計測するログ・ツールから、
タスク単位で
「次に取るべき行動」の詳細を思い出したり(作業の備忘録)、
特定のアプリケーションを起動(URLスキーム経由)したり
することができるようになります。
今のタスクで、覚えておくことは、リストに書けば不要ですし、
確実に実行したいアプリは、リストから起動できます。
今のタスクを終えて、次に移行するタスクでも条件は同じです。
つまり、安心して、今のタスクに集中できるシステムです。
汎用的なアプリケーション・ランチャーの必要性も下がりました。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事を一読して、コスパが悪いと思う人は多いでしょう。
非常識なこと、ばかげたことと思われがちです。
本当の理由は、これを判断できる知識も体験も不足しているからと思っています。
こうして記事を書いているのは、この文章を読んだとき、その読み手のリアクションに潜む認知バイアス(偏り)に気づくことができるかに、ヒントがあると思っているからです。
ただ無自覚に繰り返している日常の行為を、
(かなり手間をかけましたが)とらえ直すと、意外な発見がありました。
今の認知の外側に気づく(メタ認知の)きっかけにつながれば幸いです。
最近、一日の時間をデザインしている実感が湧いてきました。
GTD ライクな生活を目指して、OmniFocus は14年、たすくまは8年分、記録を続け、この反復と試行錯誤からの学びから、自分の内面も変化しはじめています。
ルーチンタスクが出揃い始めたので、それ以外のことに取り組む環境も整ってきました。GTD の地面レベル/高度0メートルより上です。
これは OmniFocus macOS版で管理し、地面レベルのたすくまとも連動させて、地面とのいったり来たりを続けています。
この概要は、「次に取るべき行動をタテとヨコで行動のタイミングで決める」にまとめました。
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今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。
ではまた
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