【学習】fireタブレットのkindleアプリの読み上げ機能・その2

こんにちは、show_ando です。
前回の記事の続きです。
今回は、前回の記事を書き終えてから、ふと気づいたことがあり、それを試していくと、予想以上にびっくりしたことを紹介します。


そうだアレクサを試してみよう

アマゾンのアレクサは、クラウドベースの音声サービスです。
このアレクサによる Kindle 本の読み上げを、fire タブレットにアレクサ・アプリを設定してさっそく試しました。

当初は、スマートスピーカーによるサービスでしたが、最近は、アプリからも利用できるようになりました。
アプリなので、スマートフォンや fire タブレットにインストールすれば利用できます。

読み上げなのに聴きやすい

まず、音声が聴きやすいことに驚きました。
自然に読み上げているように聞こえるのです。
区切りながら読み上げているからでしょう。

kindle アプリの読み上げ機能の区切りのない一本調子とは違っています。
クラウドベースのAIの強みが活かされているのでしょう。

kindle 本と併用できる

kindle 本は、アレクサで読み上げながら、同時に kindle アプリで電子本を開くことができました。
聴きながら、電子本のページを自由に行き来できるようになりました。
この自由さがとても心地よいと思いました。

kindle アプリでの電子本の読み上げは、ページを変更すると、読み上げ機能が止まります。
このため、気になる箇所のハイライトが難しく、せいぜいそのページをブックマークし、あとから読み返すようにしていました。

目と耳のインプット情報の速度差の活用

本は、目と耳から同時にインプットすると、理解が進みやすいと思っています。
その代表格は、音読(読みと発声の併用、さらに発声の聴取)でしょう。

本を読むとき、読み(視覚)と聴く(聴覚)では、情報のインプットの速さに差があります。

輪唱のような読書スタイル

インプットは、視覚情報の方が圧倒的に速く、かつ大量に取得できます。
その反面で、おおざっぱな理解になっていることは多いと思っています。
この欠点を、音声で補完して、この速度差をうまく使うようにしています。

頭の中では、輪唱みたいな状態になります。
最初は混乱しますが、何回か繰り返すと、慣れてくると思います。

違和感を大切にする読書スタイル

これは、以前から本を読みながら、「本当に理解している?」と、少し疑念を持ちながら、読み進むことがよくありました。

これを解消したいと思って、kindle で試行錯誤して、正確な本文の読み上げが後続する読書スタイルにすることがあります。
もし読み間違いや勘違いがあっても、耳からのインプットで再チェックできると思ったからです。

これは慣れてくると、違和感があったとき、立ち止まって読み返すと、勘違いや大切と思うポイントに気づくことが増えたように思います。

ただ、こうした読書スタイルは、時短にはなりません。
でも脳にある程度の負荷をかけ、新しい理解の方法になりそうと思って実験しています。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

前回の記事で、米国アカウントのkindle では、kindle 電子書籍と audible オーディオブックが連携して利用できることを紹介しました。

この箇所がその後もなぜか気になって、何が引っ掛かっているのだろうと、内省し続けました(これも違和感なのでしょう)。

kindle の日本語の電子書籍は、アレクサを介すると、本と読み上げの両方が同時に利用できるのでは?と気づき、試してみると、私が理想と思い描いていた読書スタイルが提供されていることに気づいたということです。

これは、本は「紙か、電子書籍か」というかつての二択の議論に「紙も電子も両方」と思ったことと同じで、本は「読みながら聴く」というスタイルも認知されるといいなと思っています。
もし 正確な読み上げにこだわるなら、該当するオーディオブック(audible など)を併用すればよいわけです。
好きな方法やその組み合わせを自由に使いわけるという考え方を採用しています。

視覚と聴覚の速度差は、速度差を大きくしてもよいし、同じにしてもよい。
その時々の理解に応じて、自由に選択すればいいと思っています。

わたしは note 以外での発信( Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、
今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。

ではまた

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