JA夕張市公認「夕張メロンNFT」
こんにちは、showです。
NFT、web3、AIの、最先端の今をレポートしています。
今回は『JA夕張市公認「夕張メロンNFT」』
というテーマでお送りします。
夕張メロン NFT、ふるさと納税の返礼品に
MeTownとJA夕張市が共同で運営する
夕張メロンNFT『夕張メロン「デジタルアンバサダー」プログラム』が、北海道夕張市のふるさと納税返礼品として申し込みを受け付けています。
有名ブランドでも抱える問題点
夕張メロンといえば、高級メロンの代名詞とも言える存在です。
夕張市内でのみ生産する事が許され、希少な果物のブランドとしてのイメージを確立しています。
生産者の弛まぬ努力と、熱意によって出荷されており、日本の初夏を彩る高級フルーツです。
ただ生産者の高齢化や、担い手の不足、労働力の低下などの課題に直面しており、生産量が減少しています。
夕張市農協によると、夕張メロンの2023年の作付けは約57万株で、22年より3%減っています。
後継者がいないなどの理由で生産者が7戸減って92戸となったのが要因となっています。
また、労働力不足も問題になっており、真夏の重労働に対するアルバイト賃金の安さもあり、成り手が見つからない課題もあります。
NFTコミュニティが、課題解決の一歩となるのか?
今回の夕張メロン NFTは、初めての販売ではありません。
今年の一月に、888個限定で夕張メロンNFTを発売しました。
4月末日時点で200人以上がデジタルアンバサダーとして参加していいます。
今回の、ふるさと納税の返礼品には、夕張メロンのデジタルアンバサダーに参加できる権利がついています。
JA夕張公認で、夕張メロンの魅力を発信できる活動に参加できる権利を付与しています。
関係人口を増やすことにより、地方を活性化しようという取り組みは各地で行われており、 NFTを活用した事例も出て来ています。
コミュニティーの中で、魅力を伝える人が増えて、ブランド価値を上げるきっかけに NFTを活用する事例は、まだまだ増えていくでしょう。
NFTを送る意味は?
ふるさと納税✖️ NFTという仕組み自体は、多くの自治体がすでに発行しています。
そして今回の夕張メロン NFTでは、 NFTの他に、実物のメロンが届きます。
現物のメロンが届くのにわざわざ NFTをつける意味はどこにあるの?
こんな疑問を抱く方もいらっしゃると思います。
今回の夕張メロン NFTの特典の中にコミュニティー参加券が含まれていることは、 NFTを活用する大きなメリットでしょう。
NFTとDiscordを活用する事で、ほぼコストがかからず、コミュニティー運営を行う事ができます。
また、コミュニティーを構築しておくことによって、新しい顧客とのつながりができたり、新しい販売方法が生まれる可能性があります。
また、 NFTを所持している人を、特定することもでき、マーケティングに活用することもできます。
もっと NFTが広がったとき、ウォレットに入っている NFTを分析し、その人の思考を読み解くと言った方法が一般化される可能性も考えられるでしょう。
購入者にしても夕張メロンを買い、コミュニティーにいる証明をする事ができるため、自分のアイデンティティ証明の役割も期待できます。
いずれにせよ、自分のウォレットが趣味思考を示す時代が来たときに、夕張メロンを買った履歴が残り、価値が生まれる可能性は、0ではないでしょう。
まだまだ今は見つかっていない NFTのメリットが、時代と共に見つかることも考えられます。
生産者と消費者そして販売者が、NFTを通じて新しい繋がりを持ち、共に魅力を作り出す未来の先駆けになるのでは?
と考えています。
まとめ
日本の NFTの活用事例を調べていると、地方の事例が沢山見つかります。
日本の地方からweb3が進む。
引き続きリサーチします。
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