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アルゼンチンの航空会社、全ての航空券を NFTに!

こんにちは、showです。

NFTやweb3のアレやこれやについてまとめています。

今回は『アルゼンチンの航空会社、全ての航空券を NFTに』

というテーマでお送りします。

3月29日の発表

アルゼンチンの格安航空会社、Flybondi社は、全ての航空券を、 NFTチケットして販売する最初の航空会社になることを発表しました。

Flybondi社の記者会見には、100名以上のマスコミが出席して、注目を集めています。

Flybondi社のCEO 「Mauricio Sana氏」は、インタビューに応じ

「旅行業界における変化の最前線に立つことに、興奮しています」

とのコメントを発表しています。

Maurico Sana氏のインタビュー全文(日本語訳)

スマート コントラクトによって管理される NFTickets は、安全で柔軟かつ効率的なチケット配布を可能にし、顧客サービス コストを削減し、航空会社が NFTicket 取引トランザクションから手数料を徴収することで収益を増加させます。

スマート コントラクトに統合されたチケット関連のルールと条件により、NFTickets はシームレスなピア ツー ピア トランザクションを可能にし、発券体験を強化する新しいユース ケースを解き放ちます。

これらには、転売の機会を伴うチケットの事前購入、一括購入、NFTickets を担保として使用する革新的な支払い方法が含まれ、すべてが顧客により効率的でパーソナライズされたエクスペリエンスに貢献します。

NFTicket テクノロジーは、世界で最も安全で信頼性が高く、持続可能なブロックチェーンであるアルゴランド上に構築されており、このマイルストーンはチケット配布を変革するだけでなく、ブロックチェーンで最大のユーティリティ NFT ユース ケースを生み出しています。
travelXホームページより、翻訳引用

すでに展開していたサービスをさらに拡大

今回のサービスは、「ticket 3.0」と名付けられ2022年9月に開始していた、 NFTチケット企業、TravelX社とのパートナーシップを、さらに拡大する取り組みの一環です。

Flybondi社はNFTチケットについて
「旅行プランや旅行者が誰であるかを定義することなく、事前購入も可能な、より柔軟な旅行体験を提供する」と述べている。

一方、会社側は顧客サービスのコストを削減し、取引手数料による収入を見込むことができる。

利用者はFlybondi社のウェブサイトから法定通貨でチケットを購入し、TravelXは通常の電子チケットに同期したNFTチケットを発行する。

旅行者はその後、Ticket 3.0のアカウントを作成すると、フライボンディを通じてNFTを管理・保管することができる。航空券に関連する規則や条件は、スマートコントラクトに統合されている。

二次流通も可能。

航空券を NFT化することによって二次流通も可能になるとも、発表されています。

旅行者にとっては、突発的な出来事により、キャンセルせざるをえなくなった時に、転売することにより、手数料を払うよりも安く、売却するという選択肢も生まれます。

ただ、繁忙期など、転売ヤーが、買い占めてしまい、不当に高い値段で買わざるを得なくなる状況もあり得るのでは?

と考えてしまいました。

また、ホテルの予約や、現地での観光なども、 NFTにして販売する事ができれば、今まで以上に、旅行のプランに、柔軟性を持った計画が立てられる事も、可能になるのではと感じました。

いずれにせよ、こういった取り組みが広がり、消費者の選択肢が広がることは、ポジティブに捉えてもいいと思います。

NFTを意識せずに、便利な仕組みの中に NFTが使われている状況になる事が、 NFTが広がるために大切だと感じました。

まとめ

こういった取り組み、どんどん広がって欲しい!

まだ NFTチケット使ってないの?

こんな風に言える時代が早くきて欲しい‼︎

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