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ドイツ郵便局が発行する、 NFT切手


こんにちは、showです。

世界の最新 NFTニュースを紹介しています。

今回は、『ドイツ郵便局が発行する、 NFT切手』

というテーマでお送りします。


ドイツの NFT切手

2023年10月14日、ドイツ郵便局は歴史的な一歩を踏み出し、"Deutschland"という名前の初の公式暗号通貨郵便切手を発表しました。

この特別な郵便切手は、物理的な郵便切手とそのデジタル版のNFTを組み合わせたものとして提供されます。

NFTは、ブロックチェーン技術を利用して管理されるデジタルな所有権証明として機能します。

この取り組みにより、収集家は物理的な郵便切手を手に入れるだけでなく、それに関連するデジタルな所有権も同時に手に入れることができます。

実際の郵便切手とオンライン版のアクセスデータは、特別にデザインされたブックレットに収められており、このブックレットは2023年10月14日から予約購入することができます。

限定版として、合計250,000部が発行される予定です。

切手のデザインと特徴


ドイツ郵便局が発表した新しい暗号通貨郵便切手「Deutschland」は、そのデザインと特徴においても注目に値します。

この郵便切手のデザインは、ドイツの象徴的な建造物であるBrandenburger Torを中心に据えています。

しかし、この建造物は単なる写真やイラストとして描かれているわけではありません。

人工知能によって解釈され、デジタル世界の典型的なピクセルスタイルで表現されています。

この独特のスタイルは、古典的な建造物と現代のデジタル技術との融合を象徴しています。

さらに、この「Deutschland」郵便切手は、"Historische Bauwerke"(歴史的建造物)という新しいシリーズの一部として提供されることが予定されています。

このシリーズは、ドイツの歴史的な建造物やランドマークを特徴としており、それぞれの郵便切手には、デジタル技術を駆使した独自の解釈が施されています。

このような斬新なアプローチは、伝統的な郵便切手収集の世界に新しい息吹をもたらすとともに、デジタル技術との結びつきの強化を示しています。

ドイツ郵便局は、この新しいシリーズを通じて、収集家や一般の人々に、新しい形のアートとしての郵便切手を体験してもらうことを期待しています。

デジタル資産の収集と可能性


デジタル資産の収集は、近年、新しいテーマ領域として急速に発展してきました。

この背景の中で、ドイツ郵便局は伝統的な郵便切手収集の経験を新しいデジタルコンポーネントで拡張することを特別な関心事としています。

この新しい暗号通貨郵便切手「Deutschland」は、ドイツ郵便局のオンラインショップで購入することができ、収集家や興味を持つ一般の人々に向けて提供されています。

購入者は、物理的な郵便切手とともに、それに関連するデジタルなNFTを手に入れることができます。

このNFTは、ブロックチェーン技術を利用してその所有権を証明し、取引することができるデジタルアセットとしての価値を持っています。

これにより、収集家は伝統的な郵便切手の収集だけでなく、デジタルコレクションとしての価値も享受することができます。

このような取り組みは、郵便切手収集の伝統を尊重しつつ、新しいデジタル時代のニーズに応えるものとなっています。

ドイツ郵便局は、この新しい形式の郵便切手を通じて、収集家や一般の人々に新しい体験と機会を提供することを期待しています。

まとめ

コレクションとして、物を収集するという文化は、古来より続くものとして、需要がなくなることはありません。

ただ、現実的な保管場所などの問題によって、諦めてしまっている人も多く存在します。

デジタルコレクションを、所有するという、 NFTの仕組みを活用することにより、保管場所の心配もなく、コレクションを拡大する事が可能となります。

デジタルを所有するという概念が、定着するにはまだ時間がかかりますが、近い将来、当たり前となるでしょう。

その可能性の一つとして、ドイツの事例を紹介しました。


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