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【AIR】【データで見る地域のキホン・6】この20年で劇的に変わった観光スタイル

さて、データから地域の基本的な情報を頭に入れようという連載企画、本連載は神門くんと行っています!!

六回目はよーーーーーやく、本日、欧米から一年遅れで海外からの観光客をビザなし受け入れがスタートしました。

入国者数の上限撤廃(現在5万人/日)や、外国人観光客の個人旅行の解禁、ビザ免除の再開などが実施。やっとした感が満載ですが、現在の円安も後押しになって、この3年間停滞したインバウンド観光の盛り返しが期待されていくわけです。また、同日から観光庁の新施策「全国旅行支援」もスタートします。交通費・宿泊費がMAX40%引きになるという、なんとも太っ腹な施策です。これで国内旅行もより活発化しそうです。

ということで、改めて観光スタイル変化について時系列でデータを見ていきたいと思います。これ思い込みがかなりあるので、データみると「こんなに変わっていたのか」とかよくわかると思います。

地方では長く観光業に従事をしているにもかかわらず、特に上の世代の経営者は自分と同年代しか見ておらず、全く市場環境とかをデータで分析して把握していない人もたくさんいます。話をして呆れてしまうのですが、そのあたりってもう時期に団塊の世代が後期高齢者入りして詰んでいくビジネスも出るだったりもするので、危険な限りです。

神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学4年生(休学中)。同大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し、2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに、2021年4月からは札幌の過去・現在を紐解き、未来への提言までつなげていく「札幌解体新書」の学級委員長を務める。また、2022年1月からはえぞ財団で「北海道経済入門」を連載中。 僕のSNSはこちらからフォローして頂けると嬉しいです!

それでは、早速データを追って見ていきましょう!

◯ 訪日観光客数はどのように推移してきたか?!

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