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第二期狂犬ゼミナール・事後学習コンテンツ配信開始!実践者たちと学ぶ「アフターコロナ時代に地方はどう生き抜くか」

さて、先週火曜から金曜にかけて狂犬ゼミナールの第二期が行われました。ゲストをお迎えしつつ、民間コースと行政コースに組み立て直して、さらにブレイクアウトルームでの議論時間を一期よりも多く確保することで参加者同士の議論を十分にとりました。

【第一期狂犬ゼミの模様】

第一期のプログラムも配信していますので、ぜひこちらも活用ください。

第一期の模様はこちらにまとめています。

【第二期プログラム解説】

一週間前からの募集でしたが、70名以上の方にご参加頂きまして大いに盛り上がりました!! 感謝。

リアルタイムで参加出来ない方も、ゲストのアフターコロナ時代における地方の可能性、またリスクといった視点に基づく様々な実践的テーマについて動画で事後学習したいという声もありましたので、こちらに動画学習が可能なようにコンテンツをまとめて整理して置いておきます。

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今回は参加者からの質問も活発だったことで、ゼミらしく、ゲストもばんばんそれに答えてれました。これは事後学習する上でも多角的な視点から内容を学べるので非常によいと思います。

今回お迎えしたゲストは以下の4名の方でした。

【5月26日ゲスト】
富山 浩樹 / Tomiyama Hiroki
サツドラホールディングス株式会社 代表取締役社長
1976年札幌生まれ。札幌の大学を卒業後、日用品卸商社に入社。2007年株式会社サッポロドラッグストアーに入社。営業本部長の傍ら2013年に株式会社リージョナルマーケティングを設立し、北海道共通ポイントカード「EZOCA」の事業をスタートする。2015年5月に代表取締役社長に就任。2016年より新ブランド「サツドラ」の推進をスタートする。同年8月にはサツドラホールディングス株式会社を設立し代表取締役社長に就任。その他 AWL株式会社 取締役 / 株式会社コンサドーレ取締役を務める。
「地域をつなぎ、日本を未来へ。」のコンセプトのもと、店舗や地域の資産を活かして新たな課題解決型ビジネスの創造を目指す。

富山さんはドラックストアチェーンの経営だけでなく、それを軸足にしつつエゾカというポイントサービス、さらにAIベンチャーなどもグループに抱えながら取り組む北海道でも異色の経営者です。彼がどのような視点で今後の社会を捉えているのか、そして事業と向き合う上でなにを意識しているのか、というお話は多くの方にとって非常に得るものが多かったです。

【5月27日ゲスト】
東 克宏 あずまかつひろ
大東市政策推進部長
企画調整課、大阪府企画室、財政課長、戦略室長、地方創生局長、戦略企画部長を経て現職。
生まれも在住でもない大東市で色物扱いされつつも、総合計画、施政方針、総合戦略、立地適正化計画策定など企画畑を歩み、「まちづくりは補助金獲得が第一」を極めて出世。ひょんなことから自腹で入校した「公民連携プロフェショナルスクール」で過去を全否定され、これまでと異なる政策推進へと転換する。熱量半端ない同期生を見て、PPPエージェントを諦め、行政内調整をしっかりと立場ある管理職として推進することを決意。
特に市営住宅建替えを契機にしたエリア価値の向上をめざす「MORINEKI」プロジェクト、小学校跡地を民間事業者に賃貸し付加価値の高いスポーツ・歴史文化・食のコンテンツを備えた拠点づくり、JR住道駅前の公共空間を民間事業者に開放した「大東ズンチャッチャ夜市」の定期開催、大東元気でまっせ体操を核にした地域健康プロフェッショナルスクールの開校など4つの公民連携事業を推進するとともに全国初、公民連携を新規事業立案時に優先的に検討することを規定した「公民連携に関する条例」制定(2018年3月)に貢献。スクールOBOG等で組織された公民連携事業研究センター長を経て、特定非営利活動法人自治経営の初代理事長に就任(2020年3月)。

行政コースの一人目の講師となったもらったのは、近年公民連携事業を推進して成果をあげる大東市の部長を務める東さん。行政という固い組織、かつ議会という一般企業にはない意思決定システムを前提として、どのように革新的な取り組み、従来と異なることと向き合うのか、ということを具体的事例とともに話してくれました。

【5月28日ゲスト】
村岡 浩司 むらおかこうじ
株式会社 ⼀平ホールディングス代表取締役社⻑
“世界があこがれる九州をつくる”を経営理念として、九州産の農業素材だけを集めて作られた九州パンケーキミックスをはじめとする、「KYUSHU ISLAND/九州アイランド」プロダクトシリーズを全国に展開。地元宮崎を中⼼として多数の飲⾷店を経する⼀⽅、九州各地にて様々な地元創⽣活動や⾷を通じたコミュニティ活動にも取組んでいる。メディア出演:カンブリア宮殿、WEEKLY OCHIAI-NewsPicks、 NHKワールド、⽇経プラス 10、⽇経ビジネス、東洋経済 他多数。「第1回 九州未来アワード」⼤賞受賞。ICC サミット 2019「クラフテッドカタパルト」優勝。著書に「九州バカ 世界とつながる地元創⽣起業論(発⾏=⽂屋 発売=サンクチュアリ出版)」。
九州アイランド公式サイト https://www.kyushu-island.jp

九州バカを標榜する村岡さん。九州という域内における経済を軸として、どのように今後地方企業が国内、国外とも向き合いつつ、リージョンでの発展を獲得するかというお話を実践的に突っ込んでくれました。飲食店からパンケーキミックスといったもの、さらにいえばネットワーク型のオフィスといったものまで仕掛けるからこそ見えている世界観は非常に学び多くありました。

【5月29日ゲスト】
田鹿 倫基(たじかともき)
日南市マーケティング専門官/日南市ローカルベンチャーコーディネーター1984年生まれ、宮崎大学を卒業後、株式会社リクルート事業開発室、中国のWEBマーケティング会社を経て現職。地域資源のマーケティング、ベンチャー企業との協業、IT企業の誘致、起業家の育成・誘致、地場企業の採用支援、人口動態分析などを行う。ForbesJAPAN日本を元気にする88人選出、ニッポンのジレンマ、ガイアの夜明けなど出演多数。

マーケティング専門官という非常に珍しい立場で、地方自治体での企業誘致や移住定住というものとと向き合ってきた田鹿さん。今までの自治体のスタンスにどのような問題があるのか、企業誘致をする際にもどのようなプレゼンを相手にするべきなのか。これまでの地域よがりな企業誘致ではなく、相手のベネフィットを意識し、適切な要件を整えプレゼンする。さらに来てもらってよかったという成果を作り出す。結果として、口コミでベンチャー界隈で「日南いいよ」という話になっていく。営業、マーケティングの基本をしっかりと捉えた整理に皆が非常に感銘を受けていました。

それでは毎日のゲストトーク、参加者との議論などが入りました動画学習可能なコンテンツを以下に整理しておきます。毎回2時超えるゼミでした。

さらに、ゼミ生限定のfacebookグループへの加入も可能になります。参加ゼミ生同士の活発な議論にも参加出来ますのでぜひどうぞ!!

【動画コンテンツ・4本レクチャー】

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