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2/3以上が共働き世帯の社会において、小中高校が休みになるという意味。

さて、新型コロナウイルス対策のため小中高校が休みになるということです。まぁ集団感染という意味では学校はインフルエンザでも学級閉鎖、学校閉鎖があるわけですが、今回はより新型対策で行われるという意味ではわからないではありません。ま、それでも毎日満員電車が走っていることを思うと、色々と考えさせられますが。

が、学校を閉鎖するというのは、別に子どもたちだけに関係するのではなく、親たちを直撃します。日本の日曜日にはサザエさんというもはや時代劇アニメを放映していますが、あんな家庭はもはや日本のほとんどのところに存在していません。

専業主婦が自宅にずっといる前提であれば学校が休みになったところで、まぁ大変だけど親が面倒を見ればいいという考え方になりますが、共働き世帯のばあいにはそもそも日中親は自宅にいないわけですから、子どもたちの行き先を設計しないと大変なことになります。

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以上のグラフがわかりやすいですが、専業主婦世帯と共働き世帯との変化のグラフです。私が生まれた1980年代にはなんだかんだで1100万世帯が専業主婦世帯だったんですね。なかなか感慨深い。その半分程の600万世帯が共働き世帯。それが今となっては1245万世帯が共働きで、575世帯が専業主婦世帯ということ。完全に逆転し、全世帯の2/3以上が共働きなわけです。

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