マガジンのカバー画像

【バックナンバー】2020年1月

55
2020年1月の有料コンテンツのバックナンバーマガジンです。個別に購入するよりはお得です。
今後、様々な有料コンテンツ/音声コンテンツをみたい方は、マガジン「狂犬の本音」(1000円/月)を… もっと詳しく
¥2,200
運営しているクリエイター

#二宮金次郎

600農村を再生した報徳仕法、現代に活かす10の教訓〜後編〜

現代にも生きる報徳仕法、続きになります。前篇は以下になります。 (7) 地域金融を用いて経済の複利効果を導入せよ 実は彼は、先の個々人にインセンティブを設けて得をさせた後、その資金をさらに集めて「五常講」という仕組みを作ったりしています。今で言う、信用組合、市民型のマイクロファイナンスの仕組みです。 それぞれが毎月1万円ずつもらえるインセンティヴが作られたとして、それを1年で12万。100人から集めれば、1200万になります。また、地元でタンス預金しているような個々人の

有料
500

600農村を再生した報徳仕法、現代に活かす10の教訓〜前篇〜

自ら自然災害が原因で衰退し、その苦労で両親をなくした一人の少年は、自らの手で薪を売り、田を耕し、失った田畑を買い戻して、家を復興させます。少年は青年となり、その手腕を買われ、依頼された借金に喘いでいた藩の重臣の家計も見事に再生。その後、藩主からの命を受けて今の栃木県に移ります。 その頃、天明・天保の大飢饉などにより、北関東から東北などを中心に多くの農村が廃村の危機に陥っていました。地元生産力の要である田畑は荒れ、各藩の財政は重税を貸してもなおりずに借金を続けて破たん寸前まで

有料
500