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自分の歯を守れ。
歯のトラブルに見舞われてきた自分が、歯を労ることの大事さに気づくまで。
10代、20代は歯のトラブルの連続だった
あなたの歯は、健康ですか。そうであるなら、羨ましいの一言です。
なぜなら、これまで私は数えきれないくらい歯医者に通い、そして数えきれないくらいのお金を歯医者にお布施してきたからです。。。
私が経験してきた歯のトラブルの大半は虫歯でした。
幾度となく虫歯になり、幾度となく詰め物や銀の被せ物、いわゆる銀歯をつけられ、それでもまだ虫歯になるぐらい、虫歯には縁のある人生でした。
コーヒーを好んで飲んでいた20代後半、たまに前歯がくすんだ色になってくるので、それを綺麗にしてもらうために歯医者に赴くたびに一緒に虫歯を見つけられていたものです。
なので、歯医者に行く = 虫歯の治療宣告を受ける、ぐらいの相関関係があり、いつまで経っても歯医者に行くのが億劫でした。
歯医者に行くのが億劫になればなるほど、更に悪い結末が待っているのに、歯医者に行きたくない若かりし自分がいました。。。
案の定、そんな自分に虫歯がまたやってきました。
要治療な歯が大量に見つかった
ちょうど2年ほど前。
またしてもコーヒー等で着色した歯を磨いてもらおうと、ある都内の歯医者に赴きました。
その歯医者は初診なこともあり、隈なく調べられました。
そこでなんと、こんな大量の事実を告げられました。
1. 古い詰め物の下がほとんど全て再び虫歯になっているから、外して再度治療しないといけないということ
2. 奥歯に負荷がかかりすぎて神経が死んでいるから、根管治療をして神経を除去しないといけないということ
3. そのほかに4箇所ほど虫歯になっているということ
4. 歯の磨きが全然できていないから、歯周病になりかけているということ
もうこれ以上とない絶望を味わいました。これから一体何回歯医者に通えばよいのだろうかという絶望。これから何回麻酔を打たれることになるのだろうかという恐怖感。
しかしそれ以上に、嗚呼、なんて自分は歯を大事にできていないのだろうか、、、という虚無感が一番心にきました。
その後、約1年に渡る治療を経て、自然な歯を手に入れることができました。
しかし、歯を治す過程で歯科衛生士さんから歯の取り扱いについて多くのことを学ぶことで、歯の取り扱い方に転機が訪れました。
デンタルフロス・歯間ブラシの使い方を習った
歯の治療の傍ら、歯科衛生士さんからマンツーマンで、歯ブラシの使い方はもとより、デンタルフロスの使い方や、歯間ブラシの使い方、良い歯ブラシの選び方に至るまで、歯の労り方を徹底的にレクチャーしていただきました。
しかも次の通院時に改善していなかったら再びレクチャーを受けるという、超実践的な学びの機会をもらいました。
今まで、ここまで教えてくれる歯医者さんは無かったので、なんて親切な歯医者なのだろう、と思いました。
歯医者にとっては、患者が再び患者として来院すれば儲かるだろうに、これほどまでに丁寧に教えていただけるのは滅多にない機会だと思い、忠実にその教えを守って、歯のセルフメンテナンスを行うようになりました。
歯ブラシじゃ取れない汚れを、日常的に歯間ブラシやデンタルフロスで落とし、歯の周囲に汚れがない状態を保ち続けることこそが歯の予防である、ということに気づくまで30年もかかってしまいました。
歯をしっかり磨いていればそれが虫歯の予防につながるのだろう、となんとなく思っていたが、なんの根拠もありませんでした。
しっかり磨けよ、と何回も言われる機会はありましたが、デンタルフロスや歯間ブラシを使わなければいけない、と言われる機会は今までの人生で皆無だったわけなのです。
教えてもらえた自分は幸運だったのですが、もっとしっかりとした家庭で育ったりした場合は親から教えてもらえたりするのでしょうか?
それとも、誰からも言われずともデンタルフロスや歯間ブラシを使う習慣を身につけるものなのでしょうか?
これらの習慣、昔の自分が気付けていたらどれだけ幸せだっただろうか、と、何回も思ってしまいます。
あなたに言いたいこと。
デンタルフロスと歯間ブラシは必ず使うべし。
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