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第179話 人生を半分あきらめて生きる
最近、よく本を読む。
遊びの本から入って、何冊か読んでいる。
読み方も変えた。
読んでる途中で読みたい本があると、購入。
同時に何冊か読んでいる。
並列読書というやつ。
毎日、好きなときに、少しずつ、何冊か読む。
眠る前に、読むことが多い。
雑誌をめくるように、自分の好きなペースで、自由に読むようにしている。
逆に読みたくなくなったら、その本はしばらく読まずに、べつの本を読む。
何故か、今までは、一冊の本を読み終えないと、次の本を読んだら、いけないような気がしてた。
食べ散らかすのは、良くないと思い込んでいた。
そんな思い込みが、心のどこかであった。
読む本選ぶ時も。
前向きな本。
自分を成長させる本。
ステップアップさせる本。
人生を良くする本。
そんなプラスになるような、本を読まなくてはいけないような。
そんな空気を、自分自身で作っていた。
でも、今回はちょっと違った本を購入した。
「人生を半分あきらめて生きる/諸富祥彦」
アマゾンでたまたま見つけた本。
出版は、2012年。少し古い本だ。
特に内容も知らず、題名で読みたくなった。
はじめ見たとき、何故か、読んではいけないような気がした。
人生は、あきらめてはいけないような。
仕事から、恋愛から、自分から。
つらいときは、逃げてはいけないような。
そう思わないといけないはずなのにと思いながらも。
でも、気になって、ポチッ。
最近は、暗い話題が多い時代。
時代に逆行した前向きな言葉が周りに、数多く存在することに、少し違和感を感じていた。
前向きに頑張る。
それが正義という空気感に、少し疲れているのかもしれない。
この本が読みたくなったのは、そういう心境なのだと思ってる。
とにかく、恐る恐る、読み進めようと思う。
どんなことが書いてるのか、想像はつかないが、何故か、ワクワクしている。
また、この本の感想をnoteに記したいと思ってる。
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