「あべ過ぎ」を流行らせようとするアレ そして中日新聞さん再び出番ですよ!

 「女子高生の間で『あべ過ぎ』という言葉がはやっているそうです」というなかなかグッとくるツイートが流れてきた。


 「『あべ過ぎ』の安倍さんご存知ですか?」って

(´・ω・`)そらあんた、安倍さんだけでなくそこらの女子高生もほとんど知らんと思うで。

 さて、この《オッサンオバハンが考えました臭》のめっちゃキッツいツイートを見て、歴戦のネット猛者たちなら思い出すであろう…

 2007年9月25日、あの伝説のエクスカリバー「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる」を、岩から抜き取った勇者が現れた日のことを!!!

 2007年9月にそれは起きた。安倍晋三氏が首相辞任を表明して入院。辞任の理由は健康状態。同年同月25日、朝日新聞の記事において、「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ 」とコラムニスト石原壮一郎のコメントが載せられたのだ。

アーサー王の剣は勝利を、そしてアサヒのペンは敗北を導く

 当然こんな《オッサンオバハンが考えました臭》がプ~ンと漂う言葉は流行しておらず。中日新聞の川北隆雄氏が「一筆両談」(10月30日付け夕刊にて掲載)において「しかし、コラムニストが紹介する以前に公の場で使われていることは明らかなので、捏造ではない」「私は、これを今年の『流行語大賞』に推薦したい」と必死の擁護をしたのも空しく…

▼Wikipedia アサヒる問題 より引用
9月下旬 - ネット上の掲示板やブログで「Googleで検索したが『アベする』という流行語はヒットしない」「『アベする』は捏造ではないのか?」「安倍・阿部等の姓をもった人に対していじめなどが起きかねない」との疑問が提示され、批判が続出した。逆に事実を捏造し、流布した疑惑が強いとして「アサヒる:捏造すること、事実でないことを事実のようにこしらえていうこと」という言葉が自然発生し、以後主に2ちゃんねるにおいて「アサヒる」という言葉が流行した[7]。

 流行りもしていなかった『アベする』を流行っていることにしようと奮闘した結果、『アサヒる』が2ちゃんねるを中心としたネット上でガチ流行。朝日新聞のいつもの嘘つきっぷりが揶揄され倒すちょっとした祭りになったのであった。朝日新聞はもちろんのこと援軍の中日新聞まじ無能

 さてさて。『アサヒる』ワッショイ祭の当時は、日本版はまだ開始されていなかったツイッター。そのツイッターにおける今回の「女子高生の間で『あべ過ぎ』という言葉がはやっているそうです」。

 もしかしたら、そのツイートをした人の周囲では流行っているのかもしれない。なんだったら、ある種のオッサンオバハンが考えることなんて似たりよったりなのでああ日本のどこかに造語をドヤってるオサオバがいるいい日旅立ちなのかもしれない。

 だが、このままでは流行っていないのに流行らそうとしたあげくのあの悲劇が再び起きてしまう。我々はあの悲劇を繰り返してはならない。

NO MORE ASAHIRU

 かつて石原壮一郎と朝日新聞に援軍を送ったのに糞ほどの役にも立たなかった中日新聞よ。この、燦然と現れたツイッター界の石原壮一郎とでもいうべき勇者のもとに馳せ参じるのだ!さあさあ今度こそ勝利を!「あべ過ぎる」の声をあげて!