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周囲の自分

周囲の人にとっての自己と、自分の中での自己に乖離がありすぎる。
「周囲の人にとって」と言ってもあくまで流布している評判くらいの認識で、個人的な関わりがある人との間ではない。一度も話したこともなければまともに顔を合わせたことすらないような相手からも色眼鏡で見られているというのは実に不思議な感覚がする。不愉快というわけでもなく、快感というわけでもない。
周囲の視線が風となって皮膚を撫でているようなこそばゆい感じがある。

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