自動火災報知設備と誤報

白ヤギです。
今回は自動火災報知設備についてです。

自動火災報知設備は火災が発生したときに、在館者にいち早く危険を知らせる消防用設備等です。

火災の時に発生するものは熱、煙、炎の三種類。
感知器もこの三種類に適応したものが設置されています。

中でも、熱感知器や煙感知器はポピュラーですので、天井を見上げてみると大きな建物には設置されていて見つけることも簡単です。

さて、自動火災報知設備には誤報が付き物です。
火災を感知したら鳴動するべき消防用設備等が頻繁に誤作動すると。。。
それはオオカミ少年にもなりかねません。

火災通報装置と連動していたら、
「誤報です。」の確認が取れないと消防車が出動します。

誤報対策の中で、比較的簡単なメンテナンスで対応できることがあります。
それは、熱感知器のリーク孔のつまりを確認すること!!

膨張した空気を逃がす穴が埃などで塞がってしまっているので、そこを清掃すると誤作動が解消することがあります。

実際、熱感知器の誤作動では、このリーク孔のつまりがとても多いと思います。

ちなみに、この作業は清掃なので、消防設備士の資格は必要ありません。
脚立が必要なので、少々危険な作業かもしれませんが、自分で行える誤報対策ともいえます。

以上、白ヤギでした。





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