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[欧州ポルトガル語文法]前置詞のParaとPor

今後の投稿では、文法メモも書いていこうと思います!
自分へのメモ&同じレベルの語学学習者向けです(^^)

ポルトガル語で悩むのはもちろん動詞の活用なんですが、意外と前置詞でも悩まされます。

今回はparaとporについて。
paraとporは、英語で言うところの、toとfor/throughにあたります。
なので、場所関連で使うのは簡単なんですよね。
1. Vou para casa. 家に行く=家に帰る。
2. Vou à universidade pelo parque. 公園通って大学に行く。

けど悩むのは、日本語で言うところの、「〜のために」と使うとき。いや日本語に限らずみんな悩むらしい、ポルトガル出身の母親を持つオランダ人も文法問題間違えてたし。

1. Estou a aprender português para trabalhar em Moçambique no proximo ano.
来年モザンビークで働くためにポルトガル語を勉強してます。
2. Estou a aprender português por a minha empresa me escolhar como um estagiário do programa.
会社が僕をプログラム研修生に選んだため、いまポルトガル語を勉強してます。

この例文を読むとわかりやすいと思うのですが、
paraは、主節の行為に関する目的、ゴールを示します。
一方でporは、主節の行為に関する理由、背景を示します。
使い分けでわからなくなったら、英語でいうところのbecauseであるporqueが使えるか試してみるといいです。
これで当てはまれば大体porです。当てはまらない場合は、目的なのか、そもそも他の前置詞なのか考えてみてくださいませ。

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