全ての将棋指しへ、指す将順位戦のご案内【ゆっくり解説】について

 先日動画を投稿した。こんな動画見なくていいから指す将順位戦に参加してください。→指す順システム (sasu-sho-system.fly.dev)

 それでは振り返っていきたい。

 四月に入ったら指す将順位戦を紹介する動画を出す、というのは年始には既に決まっていた。動画内でも述べている通り、指す順に関する動画は既に四年前に一度作っているのだが、今回第八期が始まるにあたって作り直そうと思ったのである。指す順は去年参加者がかなり減ってしまい、今季こそは再起をかけて自分にできる貢献をしたいという思いが強かった。

 …が、いざ台本を書き始めると全く書けない。理由は単純で、自分で作った4年前の動画が完璧すぎるのだ。手短に過不足なく指す順を紹介しており、これを超える構成を思いつくことができなかった。わざわざ作り直す意味があるように作らなければならないと思っていたが、どうにもこうにもならなかった。結局、大筋はそのまま残してリメイク動画と位置づけることでごまかそうとしたところである。古い情報や無駄なボケ、自分語りなどを切ったり直したりしながら作れば十分かなと思った。

 後半の参加条件や公式アカウントの紹介のくだりは今回新たに付け足した部分である。特に、以前の動画に「参加してみたいけどアカウント持ってないんだよな」というコメントがついたことを強く覚えていたので、この棋戦に参加するためにアカウントを作る価値がある、と強調するのは今回動画を作る上で絶対に述べておこうと思っていたところだった。今期から配信関連のルールが整備されたことにも一応触れておくと動画配信関連の人に刺さってくれないかなぁとも期待した。

 今回のタイトルは適当。「指す将順位戦」という名前自体はサムネに入れていなかったので、タイトルでは入れておきたかった。まぁ悪くなかったと思う。

第一案

 「将棋仲間を作りたい方、真剣勝負を楽しみたい方、そんなあなたへ、おススメしたい一手。」というワードを押す構成。下段は「そんなあなたへ」「そんなあなたはこの一手」という案もあったが、バランスを考えて本譜のものになった。「将棋仲間」の文字は親しさを感じるけいふぉんとを採用し、色は#ff8c00にした。色はほかにも友達や友情、仲間というイメージから、黄緑や黄色も検討したが、オレンジが最もしっくり来たというところである。「真剣勝負」の文字は熱い勝負をイメージする赤か、真剣さをイメージする青かで迷ったが、色は青にして炎をイメージするエフェクトを掛けることで折衷案とした。

第二案

 第一案から背景を将棋を指す画像に変更したもの。「おススメしたい一手」のワードと合わせたものである。基本的にはこれでいけると思ったが、ほかの案も考えてみたい。

第三案

 第二案から画面を二分割ではなく三分割にしてみたもの。なんだかしっくりこない。

第四案

 第二案からフォントを変えたもの。しねきゃぷしゃんは多用するにはくせが強すぎるかもと感じ、けいふぉんとに変更した。困ったらけいふぉんと。元々けいふぉんとを使っていた「将棋仲間」の文字は無心に変更した。こちらも何となく親しみを感じるのではないだろうかというところ。最終候補の一つにすることにした。第三案のように三分割してみた第五案も作ったが、そちらはやはりしっくりこなかった。

第六案

 背景をロゴに戻してみたもの。なんだか比重が中段に偏っていてバランスが悪く感じる。

第七案

 第六案から微修正したもの。「をつくりたい方」「を楽しみたい方」の文字を縁取りから縁取り(細)に変更し、「そんなあなたへ、おススメしたい一手。」を縁取り(細)から縁取りに変更した。比重が下の方にばらけてバランスが良くなった気がする。最終候補の一つで、こちらにするか第四案にするかは非常に迷った。結局第四案の「将棋仲間」の字にぽわぽわした感じのエフェクトを掛けることで第八案とし、それが本譜である。

 今回の動画はクリック率こそ良好であったが、視聴者維持率は非常に悪かった。まぁ仕方がない。ただ、中盤で離脱されているというよりかは導入部で離脱されているようだったので、冒頭の茶番が余計だったか。この動画を見て参加することにしました、という方が一人でもいればそれに優る幸福はない。参加登録締め切りは4月30日です。どうかふるってご参加ください。→指す順システム (sasu-sho-system.fly.dev)


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