2021.2.13〜14日深夜のこと
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今晩は🌛
今日もまたまた自分宛への回想録になります。
2021年1月上旬に急性膵炎になり、その月の下旬に再発。
上旬に発症した時に入浴して以降急激に認知症発症。
完全に昼夜逆転生活、グル活をするように。
ただ何か訴えがない以外は鳴かなかった。
2月13日までは。
2021年2月13日
朝からよく鳴く。オムツは綺麗、ウンチをしたいわけでもない。(翔はウンチはオムツでは絶対にしなかった)
ご飯、お水、抱っこ、歩く、撫でる。
何をしても鳴き止まない。
私と母はどこか痛いのか、苦しいのか…
そう思うことしか出来ず私は翔を抱っこしながら泣いてばかり。
どうして良いか分からず昼休み中の病院に電話をしてとんでもないことを私は言った。
「どこか痛くて苦しくて泣いていると思う。こんなに鳴いて苦しいなら安楽死を考えなきゃいけないのかもしれない」
先生は、
「夕方病院に連れて来てね。翔ちゃん診るから会って話そうね」といつもと変わらず優しい声で言っていた。
病院に行く前、15時頃に鳴いている翔を抱っこして泣きながら自宅周りの散歩へ行った。
毎年一緒に見ている梅が咲いていた。
今年も梅の花ちゃんと見れたね
この道何回歩いたかな
翔がいなくなるの嫌だよ
出会った最初からやり直したい
そんなことを話した。
夕方病院へ泣きながら行った。
先生は優しい顔で迎えてくれた。
診察をしてもらい先生は
「どこか違和感は無いとは言い切れないけれど、痛くて鳴いてるというより認知症の症状だと思う。痛くて鳴いていたらこういう鳴き方じゃないよ。大丈夫だから一緒にお家に帰って。大丈夫だよ」
そう言ってもらい安堵して帰り道また泣いた。
夜、翔はご飯を少し食べ早めにまた寝だした。
今夜は朝まで起きてるからいつ起きても大丈夫よと話した。
深夜0時になる前に大きめの地震があった。
翔はスヤスヤ寝ている。
私は翔に覆いかぶさった。それでも寝ている。
深夜0時半頃になり起きて鳴き出す。
お水をあげて抱っこして撫でた。
寒いよねって話しながら。
すると急に鳴きやみ、目が開いている。
口もポカーンと開いている。
まるで、悪いイタズラをしてるところを見られた瞬間の顔だった。
どうしたの?大丈夫だよ?
と声をかけると
シュンとした顔をした。
なんだろなぁ…?と思って下半身を撫でた。
何か濡れている。
ん?と思って電気をつけた。
私のお腹から下が翔のうんちまみれになっていた。
ヒャー!と言うと翔は少し笑ったような顔をした。
そのうんちは、いわゆるタール便だった。
いつかする時が来るのかと思ってはいたけど、まさかタール便を浴びることになるとは思っていなかった。
当時は掃除と翔の汚れを落とすことに精一杯で、タール便が出たことを悲しむ時間はなかった。
後から思い返したら、笑いしか出なかった。
いつも笑わせてくれる翔ちゃん。
タール便を私に浴びさせたのは貴方の優しさだったのかな。
でも大変だったんだからね?
ありがとうね、翔ちゃん。
明日は2022年2月13日。
少しセンチメンタルな気分。
次は2021年2月14日の回想記録を書きたいと思います。
愛してるよ翔。世界中の誰よりも愛してる。
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