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The Dead Don't Dieは気候変動の映画!?

久しぶりに映画館で映画を観た。マスクしながらの鑑賞はしんどいけどいまのところは仕方ないと思う。だれかはよマスクに代わるソリューションを提供してほしい。

ウォーキングデッド3話くらいで挫折したくらい、ゾンビものは得意でないから、無理だったらどうしようと不安だったけど、グロさはポイントでしか使われてなくて、無事に観れた。
出演者がめちゃくちゃ豪華。始まってからビル・マーレイ出てることに気づいた。ポスター観てたのに全く気づいてなかった。アダム・ドライバーの隣にいたのに。ゴースワールドぶりにブシェミ観てテンション上がった。なんで白人至上主義キャラやったんやろ。
いくつかのシーンでめっちゃ笑った。"Several wild animals" のくだりとセリーナ・ゴメスの打首のくだり。配役で笑い取る感じなので、役者を知らんとおもしろさわからへんかも。

ティルダ・スウィントン演じるゼルダ・ウィンストン (名前も掛けてるのか) の話し方が、最近英語の文章をMacにディクテーションさせるときに使ってるイギリス英語Kateにそっくりでびっくりした。Siri みたいな、サイバーなキャラなんかなって予測してたけど謎のままで終わった。

アメリカで公開されたのは2019年だし、人の経済行動によって災害が引き起こされたっていうところは気候変動を意識してるのかな、と思った。
いまいち説明が不足していた少年刑務所。彼ら彼女らがなんの罪で刑務所にいたのか説明がなかったけれど、凶悪犯のようには見えなかった。
あの少年少女はきっとゾンビに襲われず逃げ切れたのでは。
旧体制で刑務所にいた人物が新体制で重要な役職に就くというのは、ネルソン・マンデラしかりアウン・サン・スー・チーしかり、革命ではよくある話。
つまり気候変動によって大人は自業自得になるけれど子供は彼らの方法で生き延びれるという希望のある話なのかもしれない。


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