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「就職」以外で希望の仕事を手に入れる方法はいくらでもある件

仕事上、色々な人に進路の相談を受けることはあるのだが、多くの人が「就職」という道だけしか、イメージできていないように見える。だから、新しい仕事をはじめるとき、まず最初に会社へ面接を受けにいくわけだし、さらにいくつも面接に落ちたりすると、まるで自己否定されたように、落ち込んでしまう人も多い。いつの間に人は、新しい仕事をはじめるためには「まず就職だ」と、刷り込まれてしまったのだろうか。新しい仕事をはじめる方法は、いくらでもあるというのに。

やりたい仕事なんて、自分で作ってしまえばいい。それが、僕が新しいことに取り組むとき、まず考えることだ。「まず自分で仕事を作ってみて、その上で就職する必要があるなら就職」する。それが、基本的な思考だ。

問題を解決して対価を貰えれば仕事になる

仕事とは問題解決のことである。もし自分が何かの問題を解決して、それが誰かに価値をもたらし、代わりに対価をもらえるのなら、それはすべて仕事になる。お腹が空いている人に、おにぎりを作ってあげて、変わりにお金をもらうことと変わりはない。

仕事の作り方自体は単純だ。しかも、自分で仕事を作ったという経験は社会でめっぽう評価されるし、自分の実績にもなる。結果的に就職につながる実績も得ることができるだけでなく、お金ももらい、自分で仕事を作ることで、どこでも自由に生きていけるという自信がつく。自分で仕事をつくるということは、数多くの経験と実益を得ることができるのだ。

一方、たとえ就職したとしても、誰でも解決できるような問題にしか取り組めないなら、薄給なあげく、大した経験や実績にもならないだろう。それならまず、自分で仕事を作って見たほうが、よっぽど自分にとって大きな価値になる。まず最初に就職を考えるのではなく、まず自分で仕事を作ってみる。それから必要があれば就職する。その思考フローにすることで、人の人生は大きく良い方に変わるだろう。

大事なのは「価値」を提供できるかどうか

ただ、ここで1つ、気をつけなければならないことがある。それは、自分で仕事を作ったときに、大した価値を与えられないのでは、仕事として認められないということだ。たとえば今流行のプログラミングであれ、WEB制作であれ、相手が満足できるものを作れなければ、仕事としてお金をもらうには不十分である。だから、必死に相手に大きな価値を提供できるように勉強しなければならない。そんな努力無しに、対価をもらおうとするなら、それは詐欺にも等しい行為だろう。

だが、逆に相手にとって十分な価値を提供し、困難な問題を解決できるスキルをもっているなら、就職する必要は一切無い。反対に、就職してしまえば、自分の価値に対する対価を貰えなくなるだけだ。就職するだけ損することになるので、十分なスキルを持っているのであれば、もはや就職の選択肢は存在しない。自分で仕事を作ったほうが、よほど有意義な人生を送ることができるだろう。

就職に縛られる必要はない。世の中は自由だ。

普通に生きていると、まるで社会人としての将来は「就職」しか存在しないように思えてしまう。ところが本来、仕事というのは自由だ。シンプルに考えると、誰か困っている人を助けてあげて、対価をもらうという行為そのものが仕事なのだ。就職するかどうかは、まったく関係がない。人は就職しなければ仕事に取り組めないわけではないのだ。

自分で何か提供できるものを見に付けること。そして、自分のスキルや知識、知見、能力を求めている人を見つけること。結果的に対価をもらってスキルを提供するということ。それができれば、立派な仕事になるのだ。だから、例え就職活動をして何社も受からなくても悲しんだり、自信を喪失する必要なんてない。たまたまその会社の人材として合わなかっただけで、もしあなたが何らかのスキルを手にしたのであれば、自分で提供相手さえ見つければ、就職しなくても問題はないのだ。

仕事は自由なものである。なにをしたっていい。道は無数に存在する。就職に行き先を縛られるより、まず確固たるスキルや知識を手に入れて、その提供相手を探すことだ。結果、対価を手に入れることができたなら「就職しなくても自分で仕事を生み出せた」という経験が、あなたに大きな自身と、今後どうなっても生きていけるという安心感を与えてくれるだろう。ぜひ、仕事づくりに挑戦してみてほしい。

最後に、今イチオシの仕事載せておく。

WEBデザイナーやエンジニアを目指す方、そして、現役の方でキャリアに悩んでいる方は、絶対読んで欲しい。

では、また次回。

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