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NFTアートプロジェクト「考古学者の回顧録」を始めました。

考古学者、憧れでした。

昔、モンタナ・ジョーンズってアニメがあったんですが、ご存じの方いらっしゃいますか? インディ・ジョーンズみたいなやつですね。そこにアルフレッドって考古学者のキャラクターがいたんです。たぶん僕が考古学者という存在を知ったのは、それが初めてだったと思います。

そしてインディ・ジョーンズを見て「うおお、考古学者!冒険!ロマン!最高だ!」といった感じで熱狂しまして、以降、考古学者の冒険、みたいなものに憧れていたわけです。

それから早、十数年経ちまして、大人になったわけですが、やっぱり子供の頃に植え付けられた興味や関心というのは、案外、心の中で燻っているものなんですよね。そして、今回、NFTアートで何やろうか?みたいに考えた時、ふと思いついたのが「考古学者の大冒険」だったわけです。

子供の頃のワクワク感や憧れを本気でやる

あの「ワクワク感」を作ってみたい。それが発端でした。では、テーマは決まったものの内容をどうするか。王道中の王道はアイコン×コミュニティという組み合わせだろうと思います。でも、挑戦する僕らにとってもプロジェクトとしては刺激がないなあ、なんて思いまして(アイコン系もやるのだけど。笑)「なら、どうすれば面白くなるか?」考えました。せっかくのNFTという新ジャンル、新しいチャレンジをやりたいなと。なんなら、自分自身もその冒険を味わうくらいのことがしたい。結果、行き着いた案は何か。まさに今大拡大中の「メタバース」の開発です。

実は僕たち、別のプロジェクトですでにメタバース開発のために試行錯誤をはじめていました。その過程で3D制作ツール「Unreal Engine 4」をいじっていたので、まずは「考古学者が旅する世界をメタバースで作り出そう!」と考えました。そして、いわゆる「はじまりの町」を作ったのです。こんな感じです。

街の設定は現実世界に存在する街を参考にしています。noteでリリースした作品を解説していきますので、どこの町が参考にされているのか、ぜひ当ててみてください。特にIT界隈の方はわかるんじゃないかなあ。

こうして「はじまりの街」はできました。では、この世界をどうやって「作品」にしていけばいいのだろう。ここがなかなか難しいところでした。プロジェクトの根幹でもあります。

物語の世界を「実際に冒険できる体験」も含めて作品

あれこれ考えて、思い至ったのはUnreal Engineという3D制作ツール(プラットフォーム)の特性でした。Unreal Engineってかなり万能なんです。まず世界をリアルに作れることはもちろん、その世界の中で映像だって撮れちゃいます。近年ではハリウッドの大作などにも活用されており「映画で見た世界をそのままゲーム化、メタバース化して体験する」なんてこともできちゃうんですね。めちゃくちゃ面白い世の中になりましたね。VRヘッドセットも使えば、映画の世界に自分も入れます。

これをやろう!と思いました。

まず第一フェーズとして、考古学者の冒険を「文章と写真」で語っていきます。写真には1枚ごとに物語や設定があり、NFTで「物語を所有」できるようにします。長い冒険のワンシーンを自分のものとして体験し、楽しんでもらえたら嬉しいです。こんな感じですね。

さて、このシーンは一体、どんな冒険の途中なんでしょうか。それは、実際に作品の解説でお話させていただきます。ちなみにこの作品、絵のように見えますが、しっかり仮想空間で撮影した写真を加工してできたものです。なので、仮想空間も存在してます。こんな感じで。

さらに第二フェーズとして、物語の写真を撮影した空間を、メタバース化して、誰もがアクセスできるようにします。自分の所有する物語のワンシーン、物語の登場人物が旅した場所に、直接足を運ぶこともできます。

旅、冒険をするのは物語の中の考古学者だけではありません。その物語を楽しんでいただくみなさんの誰もが、物語の登場人物と同じように世界を冒険することができるのです。

作品を楽しみ、そして自分自身も作中の世界で冒険する。

通常の作品は所有して鑑賞しますが、今回は所有して鑑賞し、さらに「体験」できるようになります。

作品に鑑賞という楽しみ方だけでなく、メタバースを通した「体験」を加えること。自分自身で世界を「冒険」して、初めて作品を楽しみつくせるということ。それこそが今回作っていくNFTアート作品「考古学者の回顧録」の醍醐味となっています。

なお、今回開発するメタバースにはもっと他の企画やビジネスモデルも隠されているのですが、それはまた別の機会に楽しんでみてくださいね。

プラットフォームも開発中

ちなみに、どうやってメタバースを体験するのかについてですが、初期段階では仮想空間のデータをダウンロードできるWEBプラットフォームをリリースします。最初はWEBですが、物語の世界に自由にアクセスできるデスクトップアプリケーションを用意する予定です。後々はスマートフォンでも味わえるようにしていこうかなと。デスクトップアプリまでは、すでに開発をはじめていて、特にWEBプラットフォームに関しては、そう遠くない未来にリリースできるかなと思ってます。さらに、仮想空間内で映像作品も撮影してリリースしていきたいなあ。

僕自身はもともと、デザイナー / エンジニアであって、これまではビジネスを軸としてやってきました。NFTもビジネスなのかなあ、なんて考えていたのですが、やっていくうちに「本当にワクワクするもの、面白いものが作りたい」という気持ちが芽生えてきたのでした。

こういう気持ちでプロジェクトに取り組めるのは、本当に幸せなことですし、NFTやメタバースに出会えて心の底からよかったです。

だから、今回の作品を軸として、どんどん世界を広げ、いずれは誰もが「深い世界観と数々の物語を感じる仮想空間」を旅できるようになれたらいいなと思ってます。もちろん、仮想空間そのものにはビジネス要素も多数入れていくので、そっちは資金調達を考えたいなあ。

いつから購入できるの?

実は、もうできます。

OpenSeaに「A Memoir of an Archaeologist」というコレクションを作りました。今のところ全部英語ですが、解説やストーリーはnote(後々はオフィシャルサイト)に掲載していきます。もちろん、ここで語ったプロジェクトの詳細は英語にしてMediumで発信していきます。視点は最初からグローバルに向けています。こうやって即座に世界へ向けて作品を売り出せるのも、NFTのすごいところですよね、本当に。気になる方はぜひ下記からどうぞ! ぜひとも所有してやってください。コミュニティももちろん作る予定。

■ A Memoir of an Archaeologist ( 考古学者の回顧録 )
https://opensea.io/collection/archaeologist-memoir

メタバースはブームとは言え、まだはじまったばかりです。WEB3も至る所で話題になりますが、まだまだ一部の人しか活用していない状況です。これからどんどん新しい試み、ワクワクする挑戦や冒険が生まれてくると思いますが、僕らも少しずつ、面白いことやっていきます! 新しい挑戦、応援してもらえたら、泣いて喜びます!

サポートして頂けたお金は主に『クリエイター村』の開発に使わせて頂きます! サポートしてもらえればもらえただけ、村の開発が早まります。