8.SNSでバズると集客はどうなるか考える。
X(Twitter)やInstagram、Tiktok、Youtubeでバズるとバンドの集客が増える。
そう考えるバンドマンは多いように感じる。
それゆえにそれぞれのSNSでバズる活動を日々やっていると思うけど、
仮にバズった時にはどんな影響があるのだろうか?
SNS同士の相性
例えばX(Twitter)とYoutubeはめちゃめちゃ相性が悪い。
僕は自分の呟きがプチバズりしたことが何回かあるのだけど、ほとんどほかのSNSや活動に影響は無かった。
例えば1700いいねくらい付いたYoutube動画の切り抜きは、Youtube再生回数への流入は1/100ほどだった。
当初はYoutubeを伸ばしたくてX(Twitter)をやってたのだけど、
だったらYoutubeに全力した方が良いよね普通に。
知名度と集客の関係
正直な話、知名度とバンド活動の順調さは全然イコールではない。
たまに別ネタでTiktokやショート動画でバズって、それをそのまま音楽活動に昇華させようとしている人がいるけど
今までの人達を見ている限りかなり効率が悪そうだ。
例えば「Tiktokで大食いでバズる」→「バンドやってます!ライブやってるので見に来てください!」
これは無理っぽく感じないだろうか?
「Tiktokで大食い見る層」と「ライブに足を運ぶ層」は全く別なのだから
これでは集客が上がらないのは当然なわけで、
多分Tiktokで10万人ファンがいたら、ライブに10人来てくれるかどうか、
つまり「10000人に1人がライブに足を運んでくれるほどの熱烈なファンになる可能性がある」
それくらいの可能性で考えないと現実は厳しそうだ。
僕もYoutubeで5万人くらい登録者がいるバンドにいた事があるけど、
実際の自分たちのバンドの集客は大きなイベントを打っても数十人くらいだったと思う。対バンたくさん呼んで数百いくみたいなイメージ。
それくらいネットのSNS活動→リアルのライブ活動に集客する事は難しいし、みんな悩んでる。
だけどやっぱり「バンド活動に関係ない事は、ファンにとっても関係ない事」なのだと僕たちは考えないといけないのだと思った。
誰に刺さるSNSをやるか
もちろん「ライブに行きたい人達に刺さるSNS活動」をすれば、
集客の比率は跳ね上がるだろうから
そういうSNS活動をするべきだろう。
するとやっぱり重要なのは「音楽力」「ライブ力」で、
音楽やライブ映像をどうやって多くの人に聞いてもらうかを考えてSNS運用をした方が良いと思う。
普通のYoutuberやTiktokerがやりそうなネタをやってもバンドマンの集客には効率が非常に悪いのだ、
という気持ちでいた方が最初は良いのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?