【 完璧を嫌う 】
ちょっとだけ小話。
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よろしくお願いします 。
僕の活動している居合術。
その居合形の初伝に
“ 初発刀 ”という業があります。
始まりであり終わり、
終わりであり始まり。
名の通りに居合は
この初発刀から始まっていく。
円環し気付く。
年輪の様に。
ただ一つだけ嫌悪することが、
それは“ 完璧 ”ということ。
私は完璧が嫌いです。
もしも完璧ならば、
あらゆる解釈や創造は成立しないですし
成立してはならないということになります。
また完璧ならば、
それ以上の成長はないことになります。
それは居合術(道)や
抜刀術おいても死活に直結すること。
“ 何のために居合をするのか？”
初発刀はその終わりと始まり。
創造と解釈の終わりと始まり。
造詣を世界観で観ていくことの尊さ。
大切なことですね。
それ故に私は完璧を嫌う。
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