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BathHausの運営を引き継ぐことになりました!

2020年1月末、管理会社や破産管財人の方とのやり取りを終え、僕が所属するデザイン会社「株式会社デスケル」へ、BathHausの譲渡が完了しました。

前オーナーのバラちゃんの会社(株式会社chill & work)の破産情報が出たのでビックリした方もいるかと思います。しかし、運営会社は変わりますがBathHausは変わらず続きます!

お客さんやスタッフのためにBathHausを残したい

バラちゃんからBathHausの相談を受けたのは去年の9月からでした。なんとか存続出来るように「喜楽湯」でやってきたことや、コンセプトを崩しすぎない程度に別のコンテンツを入れて付加価値を増やそう!などの話し合いもしてきましたが、事業再生にはお金も時間もかかるため、11月に入りバラちゃんから、「BathHausをお願いできませんか」と託された形になりました。

BathHausの価値観やブランディングは前から最高だな、と思っていたのでやってみたかったし、デスケルの東京事務所からも徒歩7分程度と管理がしやすかったので譲渡の方向で話を進めていきました。

破産の処理や引き継ぎなどで度々バラちゃんとは会っていましたが、彼女の選択肢としてBathHausをそのまま終わらす手もあったと思うので、「再確認だけど、バラちゃんはなんでBathHausを事業譲渡したいんだっけ?」と質問すると、「BathHausのスタッフや、BathHausを好きになってくれたお客さんのために残したいから」と答えてくれました。

僕も事務所が近いので何度かBathHausに行っていましたが(頻繁には行けなかったけど)、地域の人が集まり、お風呂に入ってクラフトビールを飲んで談笑している光景を見て、バラちゃんなりの「銭湯」の形をBathHausで実現しかけていたんだなぁと思いました。

1月の閉店期間も地域の人からは「いつ再開するのー?」といった声もバラちゃん経由で教えてもらって、バラちゃんが作ったもの、生み出した価値観の素晴らしさや、地域の人のために引き続きBathHausを残していければと思います。

株式会社デスケルで引き継ぐ理由

僕は「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」や「喜楽湯」を運営しているので、それを知っている人からすると「なぜ東京銭湯で引き継がないのか?」と思う人もいるかもしれません。もちろん「株式会社東京銭湯」でも引き継ぐことも考えましたが、浴場事業を別の業態の事業会社が引き継いだらまた銭湯に新しい価値が生まれるのではないか?という考えもありみんなとの相談のもと「株式会社デスケル」で引き継ぐことにしました。BathHausは銭湯、いわゆる一般公衆浴場ではないので、銭湯とはまた別の文脈でお風呂の価値をアップデートしていきながら地域の皆さまに楽しんでもらえればと思います。

BathHausは2月22日(土)より再開!

というわけでBathHausは変わらず続きます!店名も変えません!変える必要がないし、今までのお客さんにも引き続きBathHausで楽しんで欲しいからです。今までのスタッフも引き続き手伝ってくれます!とはいえBathHausがまた同じような終わりを迎えないようにするためにパワーアップする予定です!

まずは2月22日(土)より3日間簡単なイベントを実施しますので是非ご利用ください!詳細は上記のページよりご覧ください。

バタバタと引き継いだのと、また飲食店運営という未経験の領域に踏み出すので至らない所もあるかと思いますが、BathHausを引き続きよろしくお願いいたします!

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