電気湯って何者?
皆さん去年の夏頃からTwitterで「電気湯 / DENKIYU」というアカウントが登場したことをご存知でしょうか。
https://twitter.com/denkiyu1010
しっかりとデザインがされたアカウントの見た目はいわゆる銭湯らしさ(?)ではなくオシャレな別のアカウントのように見えますが、墨田区京島にある銭湯「電気湯」の公式アカウントなんです。
投稿を見てみるとなんだかテンションが高い。
そしてなんか若い子がいる。
まだ銭湯業界内でそんなに知られていない存在ですが、去年から電気湯も若者によって運営が始まった銭湯の1つです。
存在は知ってるけど誰がやってるんだろう?と電気湯が気になっている方もいるんじゃないでしょうか。
電気湯店主の大久保について
店主と僕は電気湯を始める前からの知り合いで、3年ほど前に100BANCHという施設で出会いました。
100BANCHはPanasonicなどが中心となって運営している「次の100年をつくる」施設で、僕は東京銭湯として採用されたプロジェクト側として参加し、電気湯店主の「大久保」は施設のインターンスタッフをやっていて、そこで知り合いました。
100BANCHサイト
当時まだ学生だったので僕と歳が10くらい違います。
100BANCHに行くといつも大久保が大きな声で「こんにちわー!」「髪の色いいですねー!」(金髪当時)とか、ちょっと日本人のテンションとは違う感じで挨拶してきました。
どうやら国連の青年部?とかで働いていたので、英語話せるしそっちのノリも入ってるというか、人懐っこくてイイやつ!というのが大久保の印象でした。
左が大久保。右のふんどしは気にしないでください。
よく一緒に飲みに行ったり、編み物したり、グッドデザイン賞の授賞式に一緒に行ったりと、30代になった自分としては久々学校の後輩が出来たような感覚でした。
当時はメディア作る!とかコミュニティとかデザインに興味がある!とか話してたけど、どうにも形にできるまで到達できないし、デザインの会社に入ってみても続かんしで、若い子にありがちな自分探し期間なんだろなーと思って見守っていました。
大久保の欠点を敢えて上げるとすると、超がつくほどの連絡不精ということ。大久保との直近のLINEのやりとりは2ヶ月未読スルーされ続けました。(悪気は一切ない!けどそこが厄介なところ)
そんな大久保の、おばあちゃんが電気湯の孫で誕生日が10月10日という、銭湯継ぐしかないようなステータスを聞いた時は驚きました。
そして電気湯を運営し始めると聞いた時も。
今後の電気湯が楽しみ
大久保が電気湯の運営を始めて恐らく1年程度が経ったと思います。
銭湯運営は大変だし、ちゃんとできるかなーと心配だったけど、Twitterなどで活動を見ていると、大久保なりに楽しそうに活動しているなーという印象です。100BANCHで知り合った別の子も参加しているようで、地域のつながりの中で楽しくやっているみたいです。
元々メディアや建築、デザインや地域コミュニティに興味があった大久保からすると銭湯は実は今までで一番の天職だと思うし、やりたいことが発揮出来る場なんだろうなとも思います。
ちなみに電気湯はフロント式の番台で、広い脱衣所に大きな湯船、そしてサウナと水風呂がある最高な銭湯です。
そしてそんな大久保が運営する電気湯で「電気湯ラジオ」なるものが始まりました。2ヶ月間未読スルーをされ続けた末に来たLINEがこの「電気湯ラジオ」のゲスト出演のお誘い。
連絡不精な大久保ですが、これからの大久保と電気湯に期待を込めて出させてもらいました。
僕の話は正直どうでもいいのですが、また業界の新しい芽として、電気湯と大久保を皆さんに知ってもらえればと思います。
そして、願わくば色んな人に可愛がられると良いなと思っています。
大久保、電気湯頑張れ!
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