Shotaro流アートワーク制作術
こんにちは、Shotaroです。
曲をリリースする際に欠かせないものでアートワークがあります。
基本的には、聴く前からイメージが湧く重要な要素です。
実は、去年リリースした5曲すべてのアートワークを自ら制作しました。
今回は自分の制作プロセスを共有し、誰かのアイディアのキッカケになればと思いましたのでご紹介したいと思います。
「アートワーク」
アートワークは、曲を聴く前にアーティストや楽曲のイメージが、見てわかる
とても重要な要素だと考えています。
主に、イラストや写真などに分類されます。
さらに詳しく掘り下げると、以下のようにカテゴライズできます。
イラスト
・絵
・ロゴ
写真
・人
・物
・景色
そして、この絵にタイトルやロゴを組み合わせたものがアートワークとなります。
「制作プロセス」
まず、アーティストのイメージと楽曲のイメージを構築するために、コンセプトやキーワードを整理します。具体的な例を挙げると、
アーティストコンセプト
「Shotaro」
作編曲家/ギタリスト/音楽プロデューサー
学生時代に音楽プロデューサーに師事し作家事務所で数々のアーティストに楽曲提供を行い実績を積み上げる。
その後、日本人が作る音楽のかっこよさを世界に発信したいというコンセプトのもと作編曲、ミックス、イマーシブミックスを自身で行って表現するアーティストとして活動中。
楽曲キーワード
「Leave Me Alone」禍々しさ、赤、黒、強さ、ダーク、背景は、自然より無機質
「Storm」冷たい、嵐、和風、青、白、自然、冬から春へ
「Without You」優しい、オーガニック、ポップ、緑、黄色、花、春から夏
次に、自身のスキル要素を考慮します。
自分の場合、一眼レフを所有しており、写真撮影することが度々あります。
したがって、写真をベースに制作することにしました。
キーワードやコンセプトを考慮した結果、人物よりも物体や風景が適しており、都会よりも自然が良いと考えました。
「撮影の準備」
しかし、撮影には被写体が必要です。そこで自分は趣味の園芸を活用し、
「自ら育てた植物」を撮影することに決めました。
キーワードやテーマに合わせて花言葉を意識することで、曲にぴったりの要素を取り入れることができます。
例えば、
「Leave Me Alone」→バラ(美しい花には棘があるでダークに部分を表現)「Storm」→南天(難を転じるという花言葉で和風を感じる)
「Without You」→ガーベラ(花言葉が究極の愛、優しさかつ黄色い花)
「撮影と編集」
そして撮影と編集になります。
使用した機材はこのような感じになります。
・iPhone12Pro
・Sony α7
・Luminar 4(レタッチソフト)
・Painter Essentials8(イラストソフト)
「Leave Me Alone」
Amazonで購入した黒い布と花瓶に入れたバラを手前に設置し、部屋を暗くして照明を当てて撮影しました。この時はα7を使用しておりました。
禍々しさを表現したいと思いLuminar4の写真フィルターで紫色を足しました。
「Storm」
確かこの時、雪を絶対に写したかったので雪が降るのを待ってました笑
雪がある程度積もったあと、その上に鉢を置いて上から撮影しました。
一眼レフだとうまく撮影できなかったので、試しにiPhoneで撮影したら結構良くてそのまま採用しました。
レタッチでカラーバランスを変えて植物の色を黒くしております。
「Without You」
キーワードがオーガニックというのもあり写真一面を植物にしたいと思いました。
育てている植物を出来るだけ集めて地面を極力見えないように配置しました。
また主人公のガーベラをしっかりと写したかったので、これもiPhoneで出来るだけ寄って撮影しました。
「まとめ」
いかがでしたでしょうか。
今回はどのようにアートワークを制作しているのかを書いてみました。
このように実際に使っているテクニック、制作秘話も書いていこうと思います。
次回も何卒よろしくお願いします!
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