ビジネス著作権検定を受けた話
今の会社に入社して、会社の推奨資格にこんなものが!!
ビジネス著作権検定
https://www.sikaku.gr.jp/bc/
正直、法律。興味ない。。。
法律や国の制度などに関しては、あまり触れてこなかったため、きっかけとしてはありかな?と思い受けてみました。
初級・上級両方を受けて見ての感想です。
うけてよかった?
うけてよかった!
理由は3つ
1.著作物を利用する際に、俯瞰して物事をみれるようになったこと
知らず知らずのうちに、「著作物=著作権の対象物」を利用しているということ。ソフトウェアをインストールするときや、ネットに上がっている画像を使うとき。
1日1回はたぶん誰かが作った著作物に触れている。
基本的には、引っかかることはないけど、他人が作ったものを商用利用するときは、「それを使ってサービスを作っていいのかな?」「個人利用はOKだけど、商用利用はどうなんやろ?」と一度立ち止まって見れるようになりました。
2.社会の変化に追いつききれていない点があり、「追加・変更」が常にされていること
著作権の法律の元が制定されたのって、とっても昔。
その頃にはインターネットなどの技術なんて当然ないわけで。。。
政府の人、常に変わっていく技術に追いつくのが大変だなぁ。。お疲れ様やなぁ。。。とめっちゃ思った点です。
たとえば、音楽の著作権の例でいえば
めっちゃ昔:音楽家が演奏するのを見に行って楽しむ
ちょっと昔:演奏するのをテレビ局などがお金をかけて録音したものを、テレビなどで楽しむ
ちょっと前:録音されたものをCDやDVDを通して購入して楽しむ
今:Youtubeに上がってる動画を通して楽しむ、サブスクで聴き放題!!
多分こんな経緯だろう。
昔だったら、CDに焼いて勝手に販売してるやつがいる!を取り締まればOK。
次、Youtubeに動画を勝手に上げたやつがいる!!削除してくれ!となったらまた対応しないといけない。
常に生まれる技術に付随して法律・制度を整えていくため、どんどん法律も変わっていくことを理解しておく必要がある。
3.同じような法律に引っかかりそうな事象でも、人の解釈によって、「合法」or「違法」かが決めることがわかったこと
著作権法違反に限らず、刑事事件の判例でも同じことがいえるが、最終的に「合法」or「違法」の判決を下すのは人ということ。
たとえば、音楽を聞いてそこからインスピレーションを得て、音楽を創作したとする。ただ、それを聞いた人からすると、「インスピレーションじゃなくてほぼパクっただけじゃね?」とも「よくこんなん作れたな!」どちらともの解釈をされる可能性がある。
判決の理由も裁判ごとに書かれているが、そんなところの違いで「合法」なんや。といった判例もある。
かといって、WEBサイトを作るときにも、他者のサイトをみて、「ここのデザインいい!!」と思って、一部分をパクったとして、「違法」とはならない。
ゆくゆくは、AIが楽曲の一致率やデザインの一致率などを測定し、その閾値を元に、裁判官が判断する。といった時代も来るのかもしれないが、最終的には人が判断する。
おもしろいようで、つまらないようなところが、最後の学びでした。
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