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こどもの居場所はどこにある?

 こども家庭庁「こども家庭審議会」が設置した「こどもの居場所部会」が5月から12回にわたって開催され、11月10日に「こどもの居場所づくり」指針の素案を公表した。今月の部会を経て、審議会で指針案が答申され、年内には閣議決定される方向のようだ。
 以下は、第1回の部会で示された「こどもの居場所」の理念や視点、求められる要素である。

■ こども・若者の居場所づくりにおける理念 心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、こども・若者の権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができることを目指す。

■ 居場所づくりにおける理念と大切にしたい視点-
  ~居場所の現状と課題、及び提言~
•  居場所づくりにおいて重要なことは、こども・若者の主体性の尊重であ   
  る。
•  その場を居場所と感じるかどうか等は、本人が決めることである。
•  そうした観点から、こども・若者の声(視点)を軸に「居たい・行きた   
  い・やってみたい」の3つの視点で以下のように整理した。

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