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為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 上杉鷹山 & がんばれ‼!ロボコン

 上杉鷹山が藩主に就いた頃、米沢藩は莫大な借金を抱え、深刻な財政難に陥っていた。財政再建のために、鷹山は家臣たちと衝突しながらも藩政改革を実施、自ら率先して質素倹約の生活を実践する。一方で、産業振興策も推し進めた。今日でも人気のある米沢織をはじめ、和紙やロウソクなど新たな特産品を生み出し、領内の荒れた農地の開墾を行ったのだ。

 8代藩主の上杉重定は家臣や領民を救うために幕府への領地の返上も考えていたとい。藩士の俸禄の半分をカットする「半知借上」も行われ、家臣たちも窮乏していった。そのような状況下で9代藩主となった鷹山は、藩の財政再建のために大倹約を断行する。まず自身の生活費である仕切料を1,500両から209両にまで削減。食事は一汁一菜とし、普段着は木綿のものを着用、50人いた奥女中を9人にまで減らした。参勤交代の行列も華美で盛大なものはやめ、質素なものに縮小する。家臣たちにも同様の質素倹約を求めたが、まずは自身が率先してそれを実践する姿を見せたのだ。


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