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【新社会人向け】仕事と作業の違い

もう、8年ほど前のことになりますが、自分も新社会人でした。私は、ホームセンターに就職し、静岡県の店舗に配属になりました。

初日に店長のところにもう一人の同期と挨拶に行くと、店長は「俺が二人にお願いしたいことはただひとつ。仕事をしてください。期待しています。」と言われました。その時は正直店長の言っていることを理解していませんでした。

初日の疲れと緊張もあり、ぐったりして、店長に終了報告をしにい行ったところ、「今日を何の仕事をしましたか?」と聞かれました。「○○と○○を行いました。」と告げると、店長は「それは仕事ではないよね。作業だよね。私は、君たちに仕事をしてほしい、と言ったはず。では、仕事と作業の違いは、なんであるか。作業とは上司や本部の指示通りにこなすこと。仕事とは、そこからどうやったこの作業が早く終えられるだろうか、とか自分の頭で考えることだ。二人のやったことは、仕事ではない。」と一喝されてしまいました。これが、社会人というものなんだと痛感させられ、自分の社会人初日は散々な日となってしまいました。

つまり「仕事」とは、「与えられた作業であっても、自分の頭で考えて、実行・行動すること」、そうではなく「言われたとおりにただ業務をこなす事」は仕事ではなく、「作業」なんです。確かに過去3年間、某ファストフード店にてアルバイトをしていましたが、確かに言われたことを基本的にしていただけ。ただ、これからは「正社員」として働き始めるときです。自分の仕事の管理はもちろん、一緒に働くパートやアルバイトの勤務管理などもしなくてはなりません。そういった意味で、店長は「自分の頭で考える癖」をつけてほしかったのでしょう。

数年後、こんなスタートの悪かった私にも後輩ができて、教育係を担当することになりました。そこで、私がよく考え実行していたことは、「最初から答えを言わず、本人に考えさせること」。新人であっても、いつかは独り立ちをするときが必ず来ます。その時、きちんと自分で考えて、結論を出せる人であってほしい。そんな思いから、常に新人とは接してきました。

誰でも、何かを始めるときは初心者です。間違えたってそんなに大したことではありません。それより自分で考えられないことのほうがよっぽど問題。何事も「トライ アンド エラー」で頑張ってみてください!!応援しています!

SHOTA

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