呪いの話。
体調が悪い時って世の中呪うじゃないですか
わたしも月曜にちょっと堅いものを飲み込んで喉血出ちゃって、そこから腫れて熱が出て、
この苦しみを皆に体験して欲しくて、ちょっと世の中のろっちゃいました。
みんなカメムシ誤飲しろ
って。
わたしがそうなったように、自転車通学の途中に口めがけて飛んできたカメムシがそのまま喉奥激突して出血しろ~って。
そしたらですね、
呪いって返ってくるじゃないですか。
居るんですよカメムシが、網戸にびっしり張り付いて。
多分、自分以外の人にカメムシ飲み込めって思ってしまったのが、ある程度叶ってしまったのでしょう。
それが、返ってきたと。
ハイハイ、飲めばい~んでしょ飲めば。
#怖い話
勿論殺虫剤で殺しました。
飲むわけないですよ、そんなの。
スプレー吹き掛けて、網戸から剥がれ落ち地面でひっくり返るカメムシを室内から観察していると、カメムシ臭と殺虫スプレーのガスで、あたまがゆわんゆわんしてきました。
そこへ、緑のハイヒールをコツコツ鳴らしやって来たんです。
緑色のメガネフレームをクイっとあげながら抗議の為にやって来たカメムシ婦人がそこには居たのです。
室内だからハイヒール脱いでくれないかな?
「ちょっと待って下さいその話
カメムシ側があまりにも不幸ではありませんこと?」
まあ確かに婦人が言うとおり、カメムシは飲まれ殺虫剤で殺されて良い事は無いです。
別に悪い事をしたわけではありませんもんね、カメムシは。
さらにカメムシ婦人は続けました。
「大体あなたをこの家に~~
働きなさい
部屋の掃除をしなさい
せめて食べたら食器は片づけなさい
お風呂に入りなさい
あなた、カメムシの臭いがするわね…」
もう毎日毎日なさいなさいうるさいので、殺虫剤を叩きつけました。
そして私は言いました。
正論だって言って良い事と悪い事があるってわたし、言ったよね?前から言ってあったよね?
それに、カメムシの臭いは網戸のあいつらが悪いんだ!
キーキー正論で抗議の声を上げるカメムシ婦人に、殺虫剤の箱を何度も何度も叩きつけたら婦人は動かなくなっていました。さすが殺虫剤。の箱。
殺虫剤で赤い染みが出るまで殴られるのはかわいそうだけど、途中悲鳴を聞いて止めようと思ったけど、所詮虫だし。地面に這いつくばったら虫と一緒だし。
でも、あ~あ。
殴っている時、この虫すごい悲鳴をあげたから、今度は赤い光のサイレン鳴らした虫がやってくるね~
…
……
………
っていう妄想をしながら
不快感をごまかす、腫れが治るまでの1週間でした。
画像はそんな中行った京都伊勢丹の広告。
反省文
スラスラ書けるけど
たのしくない
追い込み足りない
そもそも怖い話好きじゃない
もうちょい精神的にきついシーンは書く気にならない(イジメられて食べさせられるシーン回想とか)